なぜビジネスに引き算コーチングが有効なのか?
今回は、引き算コーチングは
何を引き算するのかと言う核心の
部分をお伝えします。
例えば
良かれと思って、
やる事を増やしすぎているから
やることを減らす。
仕事を手放す。
もっと大切なことに時間を使う。
どれも、とても大事な考え方だと思います。
実際に、引き算のためのチェックリストやテンプレートもたくさんあります。
・優先順位を付ける方法
・他人に任せる方向
・一番大事な事に集中する方法
でも、私はいつも思うんです。
本当にそれだけで仕事は減るんだろうか?
もちろん、テンプレートが役に立つ場面はあります。
でも、私がこれまでコーチングをしてきた中で感じるのは、
多くの方が「やり方が分からない」のではなく、
「引き算できない理由」を持っているということなんです。
例えば、
「これは私しかできない。」
「ここは絶対に私が確認しないと。」
「任せると迷惑をかけるかもしれない。」
そんな言葉をよく耳にします。
色々な納得のいく
引き算できない理由が出てきます。
でも、私はそこで少し立ち止まります。
本当にそうなんでしょうか?
もちろん、その方にはそう思う理由があります。
だから否定したいわけではありません。
ただ、その"当たり前"は、
もしかすると長い年月をかけて出来上がった
思い込みかもしれないんです。
人は、自分の当たり前にはなかなか気づけません。
毎日続けていることほど、「そういうものだ」と思っています。
だからテンプレートを見ても、「減らせる仕事がありません」となってしまう。
減らせないのではなく、減らしていいという発想が浮かばないんです。
私は、そこにコーチングの価値があると思っています。
私がするのは、「これをやめましょう」と答えを出すことではありません。
・「それは本当にあなたしかできないことですか?」
・「もし誰かに任せたら、何が起こると思いますか?」
・「やめたら、本当に困るでしょうか?」
そんな問いを、一緒に考えていきます。
すると、不思議なことが起こります。
ご本人が、
「あれ、思っていたほど大きな問題じゃないかもしれない。」
そんなふうに、自分で気づかれる瞬間があるんです。
私は、その瞬間がとても好きです。
クライアントは、誰かに答えを教えてもらったわけではありません。
クライアント自身で、新しい見方を見つけた瞬間だからです。
私は、引き算とは仕事を減らすことではないと思っています。
本当に引き算するのは、仕事ではなく、
「自分を縛っている思い込み」なのかもしれません。
クライアント本人や、同僚や同業者では、
当たり前当然の動かせない事が沢山あるのが普通なんです。
誰もが常識の中で、活動しているんです。
だからそれを変えれない、
別の言い方をすると
その当たり前を守っている。
でもクライアントと全く違う経験や価値観を持っているコーチならば
その当たり前、常識に囚われていないから
「問い」を投げれる。
それによって、今まで思ってもいなかった答えが出る。
それによって思い込みへの気づきが起こる。
思い込みが少し緩むだけで、時間の使い方も、
仕事への向き合い方も変わってきます。
そして、その空いた時間を、
本当に大切な仕事や家族との時間、
これからの未来のために使えるようになる。
私は、そんな変化をたくさん見てきました。
だからこそ、引き算コーチングはテンプレートを渡して終わりではありません。
一人では見えない「当たり前」を、
一緒に見つけ、一緒に問い直していく。
第三者だからこそ、見えるモノがある
分かりやすく言うと
あなたが、自分の背中を
見ることが出来ない
でも他人には、見える。
更に、コーチは相手の盲点に
気づく訓練をしている存在です。
だからこそ、盲点を見つけて
「問位」を投げれるんです。
その時間にこそ、本当の価値があると私は思っています。
引き算とは、仕事を減らす技術ではなく、
ご自身の思い込みに気づき
盲点を減らす事により
自分の可能性を広げるための対話。
私はこれからも、その対話を大切にしていきたいと思っています。


