【引き算コーチング】忙しさは仕事量ではなく、思い込みでできている
こんにちは、
サポートコーチ出雲の山根浩二です
経営者の方と話をしていると、時々、
「もう、どうしようもないんです」
という話を聞くことがあります。
先日も、ある経営者の方と
お話ししていて、
今のメインの事業について、
「もう、これ以上はないんです」
「何とかする方法もないんです」
「仕事も減ってしまって、
収益も取れなくなっている」
というような話をされていました。
そして、今は別のことに力を入れている、
ということでした。
その話を聞きながら、私は少し思ったんです。
「本当に、もう方法はないんだろうか?」
もちろん、私にはその仕事のすべてが
分かるわけではありません。
だから、「こうすればいいですよ」
と言うつもりもありません。
ただ、一つ気になったのは、
「もうできない」と、
最初から答えを決めてしまっていること。
なんですね。
・「もう無理だ」
・「これ以上はできない」
・「改善する方法はない」
そう決めてしまうと、その瞬間に、
「じゃあ、どうしたらいいんだろう?」
という問いがなくなってしまいます。
これって、
結構もったいないことだと思うんです。
私は以前のコラムでも、
「問いを持つ」ということを書きました。
「どうしたらいいんだろう?」
という問いがあるから、
・「こうしたらどうだろう」
・「これはできるかもしれない」
・「こんな方法もあるんじゃないか」
と、いろんな答えが浮かんでくる。
ところが、
「もう方法はない」
と決めてしまったら、
そこで考えることをやめてしまいます。
答えを探すことを、
自分自身でやめてしまうわけです。
そうすると、当然ですが、
新しい答えは出てきにくくなります。
私は、人間の力って、
もっとあると思っています。
今のやり方が最善だと思っているときでも、
別のやり方はあるかもしれない。
大きな改善が無理でも、
小さな改善はできるかもしれない。
一つ変えたら、
また次の変化が起こるかもしれない。
小さな改善を積み重ねていったら、
結果として大きな改善になることもあります。
だから、
「どうしたら、今より少し良くできるだろう?」
くらいの問いでもいいんじゃないでしょうか。
一度試して見てほしいのは
逆に、
「今の状況を、
もっと悪くするにはどうしたらいいだろう?」
と考えてみることです。
そうすると、案外いろんな方法が
出てくるんじゃないでしょうか。
・「お客さんの話を聞かない」
・「商品を分かりにくくする」
・「値段だけを上げて説明しない」
・「仕事を全部自分だけで抱える」
……まあ、いろいろ出てきますよね。
ネガティヴな方向は
熟練してますから(笑)
ということは、その逆を考えてみればいい。
「じゃあ、少し良くするには?」…と。
もちろん、問いを持ったからといって、
すぐに素晴らしい答えが
出てくるわけではありません。
何日も考えることもあるでしょう。
人に相談することもあるでしょう。
本を読んだり、情報を集めたり、
誰かのやり方を参考にすることもある。
でも、その最初にあるのは、
「何とかしたい」
という気持ちと、
「どうしたらできるんだろう?」
という問いなんだと思います。
諦めるということは、
自分の力を使うことを、
自分で止めてしまうことなのかもしれません。
それは、ちょっともったいない。
できるか、できないかを
最初に決めるのではなく、
「何か方法はないかな?」
と問いを残しておく。
その問いがあるだけでも、
自分の中にある力を
使い始めるきっかけになります。
そして、その問いを持っていると、
次のコラムで書こうと思っている
「アンテナ」にもつながっていきます。
・人に相談する。
・新しい情報を受け取る。
・誰かの話を聞く。
・今まで見ていなかったものを見る。
そうやって、自分の外側にも
答えを探しにいけるようになる。
だから私は、
諦めたら、答えは出てこない。
と思っています。
「できない」と決める前に、
「どうしたらできるんだろう?」
と、もう一度問いかけてみる。
もしかすると、
まだ自分が使っていない力が、
そこに残っているかもしれませんよ。


