【引き算コーチング】注意するより、注意しなくてもできる仕組みをつくる
こんにちは、
サポートコーチ出雲の山根浩二です
前回のコラムで、
「諦めたら、答えは出てこない」
という話を書きました。
・「もう無理だ」
・「これ以上はできない」
・「方法はない」
そうやって自分で答えを決めてしまうと、
そこで考えることをやめてしまう。
だから、
「どうしたらいいんだろう?」
という問いを持ち続けることが
大切なんじゃないか、という話です。
そして、問いを持つことには、
もう一つ面白いことがあります。
それは、アンテナが立ち始める
ということです。
たとえば、
「今の仕事を、
どうしたらもう少し良くできるだろう?」
と考えていたとします。
そうすると、今までだったら
何となく聞き流していた人の話が、
急に気になったりする。
テレビやインターネットで見た情報に、
「あれ、これって自分の仕事にも
使えるんじゃないかな」
と思ったりする。
人と話をしていて、
「そんな方法があるんですか?」
と、今までとは違うところに
反応したりする。
これって、周りの情報が
急に増えたわけではないんですよね。
今までも、
そこにあったのかもしれない。
でも、自分の中に問いがなかったから、
気づかなかった。
だから私は、問いを持つということは、
アンテナを立てることでもあるんじゃないかなと
思っています。
逆に、
「もう方法はない」
と決めてしまったら、
アンテナを立てる必要もなくなります。
「どうせ無理だから」
と思っていたら、新しい情報が入ってきても、
「自分には関係ない」
と流してしまうかもしれません。
せっかく目の前にヒントが来ていても、
それを拾わない。
これは、ちょっともったいないですよね。
だから、私はコーチングを
しているときにも、
「他に方法はないですか?」
「もし別のやり方があるとしたら?」
「何か使えそうなものはありませんか?」
と、いろいろな方向から問いかけます。
もちろん、
その場ですぐ答えが出るとは限りません。
でも、問いを持って帰ってもらう。
すると、その後に誰かと話をしたときに、
ふっと気づくことがある。
本を読んでいて気づくこともある。
仕事をしていて、
「あ、これ使えるかもしれない」
と思うこともある。
そうやって、少しずつ情報が集まってくる。
そして、
それまで「何もない」と思っていたところに、
実は使えるものがいくつもあったことに気づく。
私は、これも自分自身の力なんじゃないかと
思っています。
答えを誰かからもらうだけではない。
自分で問いを持つ。
すると、自分の中のアンテナが動き始める。
そして、自分の周りにある情報を拾い始める。
さらに、人に相談する。
新しい人と会う。
知らなかった情報を受け取る。
そうすると、今度は自分一人だけではなく、
周りの人の力まで使えるようになる。
だから、
どうしたらいいんだろう?」
という問いは、
答えを探すためだけのものではない。 「
自分の目を開くためのもの
でもあるんじゃないかなと思います。
「もうない」と思っているときほど、
「本当にないんだろうか?」
と、一度問い直してみる。
すぐに答えが見つからなくてもいい。
まずは問いを持っておく。
そうすると、
今まで見えていなかったものが、
少しずつ見えてくるかもしれません。
もしかすると、
答えは最初から目の前にあったのかもしれない。
ただ、自分のアンテナが立っていなかっただけ。
私は、
そんなこともあるんじゃないかなと思っています。


