背骨と腰の力

今日も整体的な視点から書きたいとおもいます。
人の身体とは、どこ？と聞かれたら・・　からだ全体という人もいるかもしれませんが、
そうではなく

背骨です。　間違っても足のふくらはぎ　という人はいないとおもいます。。　
なぜなら、背骨はその人の今の健康状態を現わすからです。　もし、どこかを移植した身体だとしても、関係なく今の状態を背骨は位置や弾力などで現わします。

背骨は、脊柱管を通して神経系統が複雑に繋がっており、どの骨がどこに影響を与えるのか、おおよそ解かっているからです。

疲れている時も、古い痛みも、自律神経も・・・いろいろとその人を現わします。　人の違いは身体であり、つまり背骨です。（精神面も含み）

腰の力とは、言葉でもあるように「強腰」「腰ぬけ」「粘り腰」・・など　人の勢い、力を現わしているようです。
では腰の力とは？

筋力で無いことは、お解かりでしょう。
そうです。　柔軟性、しなり、良く動く椎骨、呼吸と共に力が入る腰・・など　お相撲さんをみると何となくわかります。。
精神的なところも含め　腰が大切です。　

腰の力が無くなると、人は少しずつ弱くなります。　これは、呼吸器系が落ちるとか、そういうこともありますが、氣力が出ないといいますか　性エネルギー的なものが発動しにくい関係かもしれません。

不定愁訴や首に不調が続く方・・　もしかして腰が原因かもしれません。

背骨も腰も　身体にとっては部分的なところかもしれませんが、　身体自体を表現する処、力を発揮する処として良い状態にしておきたいです。