呼吸をゆっくりする事で自己コントロールの向上やストレス緩和に役立ちます
「なんだか最近、眠れない…」そんな日々を過ごしていませんか?
日本人の約半数が、十分な睡眠をとれていないと感じている時代。眠れない理由がはっきりしないまま、「まあ大丈夫だろう」と見過ごしている方も多いかもしれません。
でも、眠りが浅い、寝つけないといった状況が続く場合、その裏には心が発しているSOSが隠れていることもあります。
今回は、眠りを妨げる「見えないストレス」の正体と、今日から実践できる快眠のヒントをご紹介します。
「眠れない」の裏に潜む心の負担
心も体も問題がないはずなのに、なぜ眠れないのか?
その答えは、多くの場合、「気づかないうちに蓄積されたストレス」にあります。例えば、こんな感情が知らず知らずのうちにあなたの心を圧迫しているかもしれません
・一生懸命働いているのに、未来への希望が感じられない
・忙しい毎日をただこなすだけで、達成感が得られない
・人とのつながりが薄れ、孤独を感じる
ストレスは「何も感じない」と思っていても、心や体に影響を及ぼします。そして、それが睡眠という大切な時間を変えてしまう原因になるのです。
睡眠障害を解消するための第一歩
眠れない夜に悩む前に、まずは自分の生活を振り返りましょう。「何がストレスになっているのか」を見つけることが、快眠への第一歩です。そして、そのストレスを解消するための工夫を少しずつ取り入れてみましょう。
ストレス解消のヒント
・気分転換を楽しむ
カラオケで熱唱する、映画を観る、自然の中を散歩するなど、非日常的な体験を取り入れる。
・誰かに話を聞いてもらう
友人や家族に相談するだけでも心が軽くなります。心理カウンセラーなど専門家に頼るのも一つの手。
・小さな工夫を生活に取り入れる
部屋の模様替えやお気に入りの香りを試すなど、生活に新しいエッセンスを加える。
「聞いてもらうだけで気持ちがすっきりして眠れるようになった」との声をよく耳にします。あなたの心を解放する方法を見つけてみてください。
眠りを変えるための「良い習慣」
快眠の鍵は、日々の習慣にあります。特別な努力をしなくても、ちょっとした行動を変えるだけで眠りの質は大きく向上します。
夜に向けた良い習慣
・日中の光を浴びる
昼間の太陽光が体内時計を整え、夜の眠りを深くします。
・寝る前のリラックス
就寝前3時間はスマホやPCの使用を控え、部屋の明かりを少し暗くしておきましょう。
・体を温める
ぬるめのお風呂や湯たんぽで体を温めることで、リラックスして眠りやすくなります。
朝の目覚めを良くするために
・朝日を浴びる
カーテンを少し開けておき、目覚めたらすぐに自然光を浴びましょう。
・体を動かす
ベッドの中で軽くストレッチをしたり、熱いシャワーで交感神経を刺激するとスムーズに目覚められます。
適度な運動で心も体もリセット
適度な運動は、眠りの質を劇的に改善する方法の一つ。特別なトレーニングは必要ありません。1日15分のウォーキングでもOKです。仕事帰りに少し遠回りをしたり、週末に自然の中を歩いてみるのもおすすめです。
運動によって分泌される「セロトニン」や「ドーパミン」は、不安やストレスを和らげ、気持ちを前向きにしてくれます。
「眠れない夜」に囚われすぎない心
それでも眠れない夜が訪れることもあるでしょう。そんなときは、「少しくらい眠れなくても大丈夫」と肩の力を抜くことが大切です。睡眠不足を気にしすぎることが、かえって眠りを遠ざける原因になることもあります。
「どうにかなる」「また明日頑張ればいい」と自分を許してあげることで、心が軽くなります。
心地よい眠りが、あなたを支える
睡眠は心と体のリセット時間。その質が整うことで、日々の暮らしがもっと豊かになります。忙しい現代だからこそ、少し立ち止まり、自分の眠りを見直してみませんか?
今日からできる小さな習慣が、あなたの夜を変えるきっかけになれば幸いです。
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