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自己肯定感とは
自己肯定感とは、自分自身を大切にする、尊重する心の在り方です。これは単に「自分を好き」ということだけでなく、自分の価値を認識し、自分自身の長所と能力の限界を受け入れることも意味します。この感覚は私たちの人生をより豊かにするために、とても大切な役割を果たします。
自己肯定感の根底には「尊厳」や「尊重」という意味が含まれています。私たちが他人と自分を比較することなく、自分らしさを認め、受け入れることで、より自分自身を愛おしく思えるようになります。
それでも、人と比較することは仕方のない人間の性質かもしれません。もし比べてしまっても、それもまた人間らしいから仕方ない、と受け止めることで、心を豊かに柔軟性を育むことができます。
自己肯定感を高めるには
自己肯定感は
・自尊感情
・自己受容感
・自己効力感
・自己信頼感
・自己決定感
・自己有用感
といった複数の要素から成り立っています。
人によって低いと感じる要素は異なりますが、自己肯定感を高めるには、それぞれの要素を一つずつ増やしていくことが大切です。
例えば、物事をポジティブにたとえなおす「リフレーミング」は、自尊感情を育てるのに役立ちます。
リフレーミングとは
「優柔不断」→「簡単に決断しない」
「短気」→「気持ちをストレートに表現できる」
「おしゃべり」→「情報発信力がある」
などです
それから、ネガティブな出来事を中心に置き、周りにその日の良かったことを4つ書き出す、というワークも有効です。
人と比べずそのままの自分を受け入れる
自己肯定感を高めるには、まずは「人と比べない」という姿勢を持つことが重要ですが、これは社会生活を送る上でなかなか難しいことだと思います。
人と自分を比較してしまうのは人間の性質なので、完全には避けられないこともあるでしょう。
そんな時は、先ほどお伝えしたように、比べてしまった自分自身を受け入れることで、自己否定に陥ることなく、心の器を広げることができます。
自己肯定感を高めることは、自分自身をより深く理解し、受け入れる過程で、私たちの心の健康と幸福に欠かせない、大きな役割を果たします。
心の癖は変えることができます。自分を愛し、大切にすることで、より充実した生活を送ることができると思います。
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