アルコールが引き起こすDVと共依存
前回心の不調のサインについてお話ししましたが、前回書いた症状は、日常生活でもよくあるものでした。でもそれが長引いたり、生活に支障をきたすようだと専門家に見てもらわないといけません。今回はその続き、心の不調を取り除く方法についてお話をしたいと思います。
・人に相談する
これは重要な安定法です。良い聞き役がいなければ専門家を活用してください。。そしてその聞き役の前では思い切り自分の心配事を話しましょう。不安で心配な気持ちが始まると、駄目だと思ってもなかなか頭から離れないものです。心配する時間と場所を決めましょう。区切りをつけるのに良い訓練になります。
・心配事の日記をつける
ストレスに思う事、不安や怒りを感じた事を紙に書き出すとストレスが軽減されるというデーターもあります。自分は何に悩んで、なぜ悩むのか?解決策はあるか?どうすればよいか?何が出来て何が出来ないかをはっきりさせます。(客観的に物事を見るのに役立ちます)
・自分を責めない
自分を責めると情緒不安定になります。最初は難しいかもしれませんが、自分を褒める癖をつけましょう。自分を褒めていくと気持ちが安定してきます。
・最悪な事ばかり考えてしまう場合は、色々な結果も想像しましょう。
良い事、悪い事、両方とも公平に起こりうることを認める事が大切です。
・積極的休養(軽い運動、外出等)
休みの日、何もせずゴロゴロしているのも良いのですが、たまには心身のリフレッシュを計ることもストレスを溜めない方法になります。
・日々の不安を減らす工夫をする
精神的に不安定になったら友達に電話をする。ストレッチしてリラックス、軽い読書、湯船に入る、深呼吸をするなど、日々の不安を減らす工夫をしましょう。瞑想やヨガも有効です。
以上が心の不調を改善させるものですが、ひどくなる前にストレスを溜め込まない事が重要です。ストレスも日常化するとそれさえ感じなくなることもあります。上手に発散できる場所を作る、心の発散が出来る人間関係を作ることが必要です。でも、それさえうまく出来ない場合もたくさんあると思います。その時は躊躇せずに自分に合った心療内科やカウンセラーを頼ってください。
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