辛いうつの予防法
季節の変わり目になると、肉体的にも、精神的にも体調を崩す人がたくさん出てきます。もちろん、個人差があるので「みんな」と言うわけではありませんが、自律神経は、一般的に交感神経が高まりやすい時期(冬)と副交感神経が高まりやすい時期(夏)とがあり、そのため季節の変わり目の春や秋には、自律神経のバランスが崩れやすくなり、体調を崩す人が多くなってしまうのです。
春になると「だるくて、何もやる気がでない」という症状を訴える人が増えてくるのもそのためです。春は硬直していた筋肉や血管などが緩み、リラックスしやすくなるのですが、気持ちがふさぎがちで、活動的になれない人にとっては、それまで以上に活力が無くなってしまう時期でもあります。
季節の変わり目のこの時期、自分なりの時間の使い方を工夫して、うまく体をなじませましょう。家に閉じこもってばかりいると、生活に張りが持てなくなります。「家に閉じこもり何もしない生活」そのものに問題があるというのではなく、「何に対しても興味がない事」が問題になります。何でも構わないので、何か一つ、新しい事にチャレンジしてみるのも良い方法だと思います。新しい勉強や習い事、趣味のサークルに参加するのでも構いません。
また、服装を変えたり、どこか行きたい所に出かけたり、新しい自分の発見をするのも楽しいと思います。生活に張りを持たせれば気分も高まり、行動的になってやる気も起きます。やる気が出ないからと言って行動しないのではなく、やる気が起きるような行動をしてみる事も時には大切です。
どうしても心が疲れてやる気が出ない時には、カウンセラーを頼ってください。
カウンセリングについて知りたい方は
HP http://kiaozora.com/ のカウンセリングについてをご覧ください。
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