知らずにたまってしまうストレスの危険サイン
今日は前回に引き続き、現代人が多く抱えている「睡眠の悩み」について、具体的な快眠法をお話をします。
【良い眠りのための良い習慣】
・日中、光を浴びて活動的になりましょう。
昼間の行動は眠りに影響を与えます。
・食事やお酒は出来るだけ就寝3時間までに済ませる。
食事は眠ろうとする体に仕事を与えてしまいます。
アルコールも不安定な睡眠を増やし、利尿作用で眠りを浅くしてしまいます。
・気持ちよく眠りにつくために、体を少し温める。
眠る前にぬるめのお風呂。湯たんぽなどで手足を温めましょう。
人は、体温が下がってくると眠くなります。
気持のよい眠りにつくために、一時的に体を少し温めましょう。
その他、夜の光はメラトニンの分泌を抑え、眠りが浅くなるので就寝までPCやスマホなどの明るい光を見るのはやめましょう。就寝3時間位から、部屋の明かりを暗くするのもお勧めです。
【朝、目覚めをよくする良い習慣】
・朝日を浴びる
カーテンを少し開けておきましょう。
人は、朝の太陽の光で体内時計をリセットします
朝日は不安やうつを抑えるためのセロトニンの働きを良くし、眠りを誘うメラトニン(熟眠につなげる)の分泌を促します。
・体温を上げる(交感神経を活発にする)
寝床で手や足を動かす。
熱めのシャワー、冷水での洗顔も効果的です。
その他にもPCやスマートフォンなどの画面を見るのも覚醒効果があるので、朝一番にメールチェックなども良いでしょう。
心の健康のために、光を上手に利用しましょう!
肉体疲労も安眠や良い睡眠のための特効薬です。
適度な運動は、ドーパミンやセロトニンなど脳の神経伝達物質の働きを高め、不安や抑うつを和らげ、やる気を高めます。
人により適した運動は異なりますが、1日15分のウォーキングでも構いません。
買い物や仕事場からの道のりを少し遠回りしたり、ライフスタイルに合わせて体を動かす時間を作りましょう。
実践してもどうしても眠れない時もあります。
そんな時は、「少しくらい眠れなくても大丈夫」「どうにかなる」という、開き直る心も大切です。