客単価をアップするための実践的マーケティング力を磨く
【スーパーコンサルからのヒント】
昨日は、熊本県で業務改善のコンサルティングでした。
赤字が続く。
一日も早い、業績アップが求められます。
1回目、2回目のコンサルティングで、在庫削減、鮮度アップと、売り場展開変更などと、その方法を伝えてスピードを上げて行動するように指示。
3回目の今回、1つ目のコンサルティング・テーマは、レイアウト変更です。
陳列什器、レジの設置位置変更(修正)で、客導線の効果を最大化させます。
また、カテゴリーの配置位置の変更や、各マグネットの売込みカテゴリーの変更を行い、
客導線に沿った重点カテゴリー配置によって、売上と粗利益のアップをはかります。
2つ目は、チラシやSNSの広告です。
売上を上げる方法は、
・客数を増やす
・客単価を増やす
・来店頻度を増やす
の3つです。
今回は、フロントエンドとバックエンドを教えて、集客率と客単価をアップさせる方法をアドバイスします。
そして、販促費の費用対効果。
チラシ作成方法や特売品選定など、ケチる個所と掛ける箇所を考えてもらい、結果を検証していきます。
実践的マーケティングは、テスト、テスト、そして、テストを繰り返して、販促効果を高めていきます。
3つ目は、戦略的人員配置です。
部門別損益表を作成してもらい、売上高構成比、粗利益、営業利益、人時効率など、細部の検証を行います。
そして、実地確認した、時間帯別の売場の出来具合と、を合わせて考察。
人時投入を増やすべき部門と、減らすべき部門を検討していきます。
時間帯によって変化する売場を、ベストに近づけることによって、売逃しを無くし、売上と粗利益を確実にアップさせていきます。
また、店長の現場確認やコントロールの時間を確実にとれるように、店長が遣っている単純作業の他者への振り分けも徐々に行い、業務改善全般のフォローを確実にこなしてもらいます。
そして、リーダーの「本来の仕事とは何か」を考えてもらいます。
これらのことについては、全員とミーティングを行い、理解を求めました。
全員、前向きに考えてくれている様子です。
今回も、目先の売上を追う様なことは、一切させません。
チームメンバーが全員、基本原則を理解して、実行し、確実に成長してもらうことを考えていきます。