社業は『人』なり!
【スーパーコンサルからのヒント】
昨日は、大阪で業務改善のコンサルティングでした。
今回は、店舗の実地指導と、営業会議でのアドバイスとプチセミナーです。
店舗では、先ず青果部門の鮮度チェック。
スーパーマーケットで一番重要なことは、鮮度です。
そして、地域一番であること。
正確には、地域ダントツ一番であることです。
当然ですが、プロとしての目利きと、日々早期の見切り処理が重要になります。
それが結果として、高い支持率を維持して、ロス率を低下させ、粗利益を押し上げることになります。
また、数量管理と、品質管理のレベルが高ければ、ムダな作業(工数)を確実に減らし、FLコストのL(レイバー・人件費)を低下させ、営業利益を押し上げることに繋がります。
売上低迷に悩んでいるスーパーマーケットでは、ここのところを正しく理解していない企業が多くあることも事実です。
午後からは営業会議です。
概案に沿って、来月の各週の企画設定と、対象カテゴリー、アイテムを決定していきます。
それと、セレクション品の決定作業。
各バイヤーや店長が選んできた、推奨品(こだわり品)の紹介とアピールを行います。
味や鮮度、無添加やオーガニック、産地や製造方法などの説明の後、出席者全員で試食を行い、セレクション品としての合否を決定し、合格した物は、お店の品揃えに加わることになります。
今回は、ドレッシング、おつまみ、スイーツの3品が合格で、近日、売場に並ぶことになります。
プチセミナーの議題は、
・売上を上げるたった3つの方法
・売上(部門)を上げるたった3つの方法
・売上づくりの4P
の3つです。
どれも、基本原則で、売上高、粗利率高、そして、FLコストに関わる重要な知識です。
現場で起こっている事実と関連付けて、
今、「何をするべきか」、
そして、
「何を止めるべきか」を、アドバイスします。
原則を理解していると、応用が利きます。
原則を基に実行することによって、時間のムダを確実に減らしてくれます。
原則と実行により、知恵を蓄え、高位のスキルを身に着けることが出来ます。
原則を知ることによって、小手先のテクニックに惑わされることが無くなります。
中小零細のスーパーマーケット企業は、基本原則を学ぶことを強くお奨めします。