「売れてします」仕組みをつくる
【スーパーコンサルからのヒント】
昨日は、岡山県で業務改善のコンサルティングでした。
自店と競合するスーパーマーケットは勿論ですが、ドラッグストアやディスカウントストアなどの業態の違う店舗との競争が起こっています。
そして、競合する新規の出店があり、その数が年々増えている地域も少なくありません。
その中で、「自分の店をどの様にかじ取りをして、成長させていくか」が問われています。
正に、そのためのプロジェクトをやっているのが、今回のクライアント企業です。
重要なことは、
うちの店のお客は誰か?(ターゲティング)。
そして、自店の立つ位置は?(ポジショニング)
を決めることです。
ターゲティングとは、どんなお客に来てもらいたいかを、出来るだけ具体的に考えて仮設定することです。
当然ですが、低価格だけを狙って来店するお客を除外することが得策でしょう。
これは、どの様なビジネスをしていても共通することです。
価格だけの客を相手にしていては、労が多いわりに儲かりません。クレームの確立も高くなる傾向もあります。
ポジショニングは、ターゲット客に対して、「どの様な商品やサービスを提供していくのか」
そして、「どのようなお店にするのか」を決めて、その実現に向けて、日々改善を加え続けることです。
「○○さんが喜んでくれる商品(サービス)は、何だろう?」を問い続けることです。
昨日訪問したクライアントには、それをやり続けてもらっています。
商品の見直しやサービスの追加や修正。
そして、POPや試食、チラシなどで価値を伝える技術レベルアップ。
更に、それら実施活動の効果測定。
チーム全員楽しんでやってくれています。
「出来ない…。」「だって〇〇…。」と言って、出来ない理由を並べていたチームが、「どうしたら出来るか?」に変化してきくれています。
まだ、ゴールではありません。
一段階の目標に達しただけです。
原理原則を正しく理解してもらい、実行してもらいます。
これを遣ることによって、個人とチーム力は確実に強くなります。
これから、更に上を目指して、楽しんでもらいます。