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印鑑を綺麗に押すには、フェルトをお薦めします

2013年9月23日 公開 / 2014年4月3日更新

テーマ:日々のこと

コラムカテゴリ:法律関連

こんにちは、司法書士佐井惠子です。
司法書士の仕事は、印鑑と切っても切れません。
印影を鮮明に。ただ、それだけですが、なかなか難しいものです。

先日、お習字のお稽古に参加して、お土産に一人ひとり下敷きをいただいて帰りました。
黒や緑といったフェルトでできた、あの下敷きです。

ふと、書類に押印するとき、下に敷いてみると、ゴムの板よりずっと上手く印鑑が押せます。
そういえば、書画に押す落款も、きっと、下敷きの上で押されているのではないでしょうか。

何か所か押印する必要のある書類を、ゴムの板を下に敷いて押印して、
また、場所を変えてとするより、
A4の用紙であれば、下敷きを動かさないで快適に押印できます。

実印による捺印の必要な場面は、大変重要な法律行為をしているときです。
署名の傍に押すものを、印鑑証明書の印影と照合することになります。
実印の押印をお願いした書類が戻ってくる中に、何とかこのままと思うのですが、
やはり、これでは照合が難しいと判断して、もう一度、押し直しをお願いすることがあります。
実印が必要な書類は、特に、注意を払って押していただきたいです。

それには、印鑑を繊維が残らないように綺麗に拭いて、
朱肉が沢山付きすぎないようにして、ゆっくりと、押して下さい。

誰でも知っているお習字の下敷き。
軽くて、持ち運びも簡単。印鑑を痛めません。
とっても重宝しています。

ご家庭では、百均でも売っているフェルトを一枚買ってきて、
引き出しに、印鑑と一緒に入れておいてはいかがでしょう。
押印に自信が持てる事、間違いなしです。

笑顔の和が広がりますように

司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.jp

この記事を書いたプロ

佐井惠子

家族の問題(成年後見、相続、信託)の専門家

佐井惠子(佐井司法書士法人)

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