新淀川区長・東淀川区長との懇談会

佐井惠子

佐井惠子

テーマ:日々のこと


(淀川区役所のゴーヤ)

こんにちは、司法書士佐井惠子です。
7月19日木曜日に、大阪府中小企業家同友会の一員として、8月1日着任の 榊 新淀川区長さんと、
現淀川区長で、8月1日より東淀川区長となる金谷区長さんとの懇談会に参加する機会をいただきました。
大阪市もお金がないことですし、身の丈にあったサービスになるよう見直します。
そんなことで、公共を行政が担う一方ではなく、中小企業のみなさんを含め、
地域社会がその一端を担って下さい。
ともかく、区役所はお金がないので、場所を提供したり、機会の提供をすることで、
その地域活動を支える要となります。
そんなお話しでした。

地域の単位は、小学校区位の範囲を想定し、
公共の担い手は、その中にある地域団体、地域住民、地域社協・民生委員、学校・PTA、
商店街、福祉施設・病院、NPO、企業・通勤者等を同列に考えています。
一律に全ての区が同じことをするのではなく、地域ごとの特色を活かし、
自らの地域のことは自らの地域が決める、そんな地域社会を目指すという話でした。

今後は、社会的な要請を満たすビジネス、公共性の中にビジネスの種があるとの指摘は同感です。
NPOであるとか、中小企業であるとか、小回りの利く組織が、社会のニーズを掘り起こして、
それが、社会を変えていくことになるのでしょう。

佐井司法書士事務所は大阪市北区に事務所を構えますが、
淀川区・東淀川区在住の高齢者の成年後見人に就いています。
民生委員さんの献身的な働きを引き継いだり、マンション管理組合の役員さんの、目を見張る行動力に支えられ、
成年後見人に繋げていただいた経験があります。
そこには、共助の精神が生きていました。

一方で、その高齢者の方々は、ラッキーだったとも思います。
それをラッキーにしておかないで、社会の仕組みとすることができれば、
ひとりひとりが、安心して暮らすことができる町づくりができるでしょう。
その一翼を担うことは、私どもの本来のミッションであると自覚しています。

もっとも、中小企業を社会の中核とする条例制定は、実績を積んでからというところは、残念ですね。
条例制定には、お金はかからないと思うのですが。

地域、民間、中小企業、公共性の中にあるビジネス、自助・共助。
キーワード満載の1時間でした。

笑顔の輪が広がりますように。

司法書士佐井惠子
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