登記手続きの意思確認のち遺言のお奨め　☆遺言・相続vol8④☆

こんにちは、司法書士佐井惠子です。
連休の最後の日曜日、宝塚市は武田尾へ、登記関係書類の署名捺印をいただきに、出かけました。
農業をなさっている方には、日曜日もなく、仕事の合間に時間を作っていただきました。

先日の台風の影響も残っているようで、武庫川の水量も多く、流れも速かったです。
ただ、とてもさわやかな天候で、ハイキング客も多く見られました。
武田尾は、JR宝塚駅より三田方面へ3駅目。
随分と緑が濃いでしょう。





今回のご依頼は、昭和30年代の農地の売買に関する登記手続きです。
そんなに昔の売買をそのままにしているなんて、考えられない？でしょうが、
実際、あります。
客観的な資料を揃えてもらい、それを確認して、所有権を移転するための書類を作成しました。

当然、その当時、働き盛りの買主さんも、今では、耕作は息子さんに任せておられます。
ご兄弟は他にも大勢いらっしゃいますが、農業を継ぐのはその息子さん。
そろそろ、田畑の承継も考えておられるとのこと。

考えているだけでは、法律的にはどうしようもないので、
今回の登記が終われば、
「どういった遺言になるか、原稿作りますから見て下さいね。」と、
検討していただくよう、お願いして帰りました。

今日から、また頑張りましょう。

司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com