祇園祭りと京阪電鉄　逆さ帯

2010年7月18日公開 / 2011年4月10日更新

テーマ：日々のこと

コラムカテゴリ：法律関連

みなさん、こんにちは。司法書士佐井惠子です。
京阪電鉄の祇園祭ポスターに写るモデルさんの帯が、
逆さ向きになっていると話題になっているそうです。
青海波（せいがいは）という模様で、昔からあるおめでたい柄です。
これを逆さに結んだと。

何気なく見ているポスターですが、それをデザインするには、
その業界のタブーや常識を踏まえておかなければならないと教わったことがあります。

ある建設業界のポスターに応募した友人が、ビーバーがヘルメットを被ったデザインで応募したのですが、
ヘルメットを斜めに被らせていた・・・結果、落選。
安全上、ヘルメットはまっすぐ目深に被らないといけないことを
知らなかったための失敗です。
これには、納得しました。

私の事務所のシンボル、正義の女神Themisテミス像。
これも、天秤を持っています。
このデザインを決めるときに、天秤はあくまでも水平に！とのアドバイスをいただきました。
右にも左にも振れていない、水平でなければならないと。
これにも、もちろん納得しました。

今回の、逆さ帯。デザインとみて逆さに使ってみた・・・。
京都の祇園祭という伝統のあるお祭りのポスターに、それはどうなのか・・・と、いうけれど、
呉服業界のポスターならともかく・・・。
困りましたね。

司法書士佐井惠子