昭和56年以降の建物は新耐震建築物と呼ばれ地震が来ても安心?【セミナー開催中】

福味健治

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テーマ:【免震住宅・地震対策】

昭和56年以降の建物は、以前の建物と比べ壁の量が多くなり以前の建物より丈夫にはなっていますが、安全とは言えません。平成12年までの建物は柱や筋交いを固定するのに、補強金物を用いず釘で留めているだけでした。地震の様な大きな力で建物が変形すると釘だけでは重要な構造物を固定することができません。

もう一つ怖い話し。国交省は平成30年までに全国の耐震化率90%を目指すとしていますが、この耐震化率の根拠は昭和56年以降の建物の存在率を基本にしています。それに加え耐震改修を行った家屋の合計を指しているのですが耐震改修を済ませた家はごく僅かです。
ダイエットと同じで、する必要性は誰もが認めるところではありますが、いざ行うとなると中々出来ないのが耐震改修です。
普段は普通に生活できる家を、いつ来るかわからない地震の為にお金を掛ける憂鬱さも理解できます。ここは段階を踏まえ、まずは命が助かる方法を模索し、計画的に建物を改修する方法を考えましょう。

と云った地震の俗説を検証する住宅セミナーを読売ファミリーさんと共催で開催しています。
倒壊実験映像や熊本地震の被災例を交えてわかりやすく解説しています。

●7/16(土)PM1:30~2:30 伊丹市立図書館本館 ことば蔵 多目的室 阪急伊丹駅徒歩12分
●7/17(日)PM2:00~3:00 あべのハルカス25F会議室 近鉄あべの橋すぐ
●7/24(日)PM2:00~3:00 神戸サンセンタープラザ西館6F会議室 各三ノ宮駅より徒歩7分

新築や増改築その他住宅に関するよろず相談会も同時開催しています。
ご興味のある方はご参加ください。
問い合わせ先 岡田一級建築士事務所 福味(ふくみ)まで Tel 06-6714-6693 Mail oado@kcn.ne.jp 

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専門家

福味健治(一級建築士)

岡田一級建築士事務所

どうして良いか判らない貴方の為に、私はここにいます。まずは、お友達になりましょう。そして悩みや夢を語り合いましょう。理想の家造りはそこから始まります。私は友達を裏切りません。無料相談大歓迎。コラム必見

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