お金を掛けずに地震に強い家にする方法
阪神大震災以降、震度階の表示が機械的に求められるようになりました。
震度階は計測震度を元に求める様になりましたが、計測震度は重力加速度を元に割り出します。阪神大震災までは震度と重力加速度の間に関連性がなく、建物の被害の大きさを見て震度を割り出していました。しかし今は600galを超えれば震度7と云ったように機械的に決めています。
ですので、同じ震度7でも東日本大震災の様に倒壊家屋がそんなに多くなかった地震や、熊本地震の様に阪神大震災を上回る率で倒壊家屋が出た地震もあります。また震度階は7が最高で震度8も震度9もありません。ですのでチラシ等で単に震度7に耐えられますとは書けないのです。もしもそんなチラシがあれば少し色眼鏡で見た方がよさそうです。
と云った地震の俗説を検証する住宅セミナーを読売ファミリーさんと共催で開催しています。
倒壊実験映像や熊本地震の被災例を交えてわかりやすく解説しています。
●7/16(土)PM1:30~2:30 伊丹市立図書館本館 ことば蔵 多目的室 阪急伊丹駅徒歩12分
●7/17(日)PM2:00~3:00 あべのハルカス25F会議室 近鉄あべの橋すぐ
●7/24(日)PM2:00~3:00 神戸サンセンタープラザ西館6F会議室 各三ノ宮駅より徒歩7分
新築や増改築その他住宅に関するよろず相談会も同時開催しています。
ご興味のある方はご参加ください。
問い合わせ先 岡田一級建築士事務所 福味(ふくみ)まで Tel 06-6714-6693 Mail oado@kcn.ne.jp