リフォームの断熱
エスキモー(イヌイット)の家をお正月のTVで見ました。
雪と氷の世界での家造りは、やはり氷が建築材料になるのは当然の成り行きです。面白いのはそのカタチ。
平面的にみると円形をしています。日本人の発想からは円形は浮かびません。四角形が当然の連想として出てきます。円形でなければならない理由があるのでしょうか。
円形は平面に留まりません。立面的にも半円形をしています。何故でしょうか。氷のブロックを少しづつずらしながら球体を造り上げます。
これは構造的に安定しているだけでなく。表面積が最も少ないカタチなのです。
表面積が少ないと内部の熱が外に逃げる量も少なくなりますので、少しの暖房器具のみでも温かいのです。
雪国のカマクラも同じ構造です。