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福味健治

建築主の思いを形にする注文住宅の専門家

福味健治(ふくみけんじ) / 一級建築士

岡田一級建築士事務所

コラム

メガクウェークⅡを見て。 富士山の噴火の可能性

2012年6月9日 公開 / 2014年5月23日更新

テーマ:【免震住宅・地震対策】

コラムカテゴリ:住宅・建物

NHKが富士山の噴火の可能性について、メガクウェークで取り上げました。

私も今年の1月に山頂に雪の積もっていない富士山を目撃しています。

東日本大震災が発生するまでは、太平洋からずっと圧縮の力を受けていた富士山付近の地盤が、東日本大震災の発生と同時に引っ張りの力を受ける事になったとの事です。
地中内の圧力が下がれば、今まで固体だった岩石が溶解してマグマになります。原理は簡単です。

圧力釜のお湯は100℃を越えても沸騰しないのは圧力が掛かっている為です。富士山の頂上では70℃でもお湯は沸騰します。これは地上に比べ圧力が低いためです。液体が気体に変るのと、固体が液体に変る違いはありますが、丁度それと同じ原理が土の中で起こっているのです。
今まで固体の状態を保っていた岩石が、圧力が下がってしまったため、同じ温度でもマグマにかわってしまうのです。熱源は太平洋プレートが沈み込む時に発生する摩擦熱です。

近年マグニチュード9を越える地震が5度観測されているそうですが、東日本大震災を除く全てが数年の内に火山噴火を伴っているそうです。地震が発生して1年3ヶ月富士山が噴火しても全く不思議ではありません。

【富士山関連コラム】
http://mbp-japan.com/osaka/oado/column/12621/

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