上町断層帯の危険な兆候
幾ら頑丈な家でも揺れを抑えることは出来ません。耐震構造でも制震構造でも建物の揺れそのものは抑えられません。地面と基礎を固定している限り地震の揺れは建物に伝わります。
柱を太くしても、耐力壁を多く配置しても、梁を大きくしても揺れそのものを抑える効果はありません。
土台と基礎が切り離れる構造になっている、免震住宅のみが地震の揺れから家を守る事が出来るのです。
地震の力が建物に直接伝わってしまう以上、建物はダメージを受けます。一回の地震に耐えられても二度・三度と襲うの余震に耐えられるとは限りません。東日本大震災の例でも判る様に、本震と同等か、場所によっては本震以上の余震が襲います。
ダメージを受けている住宅に、そのまま住み続ける事は出来ません。家具を金物で固定しても建物そのものにダメージを受けていれば、避難生活を余儀なくされます。免震住宅は、ライフラインさえ復旧すれば、普段の生活を取り戻せます。
公務員さんや運輸事業者さんの様に、地震が発生した際に、我が家のことは放っておいてでも、職務を果たさなければならない人は、是非免震住宅をご検討下さい。
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