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コラム
複数の工務店から見積りしてもらったが、どちらが安いのか判らない。
2012年3月16日
見積り書は、建物の仕様によって値段が変ります。また、プランが変れば当然値段も変ります。見積り書だけを考えても、見積り項目を何処に記入するかも工務店メーカーによってバラバラです。
人件費と材料費を分けて書く場合もありますし、材工一式で見積りする場合もあります。
それを承知して頂いた上で、凡その価格配分をしますと
仮設工事4.3%
基礎工事6.5%
大工工事(材工)26.1%
サイディング工事8.6%
屋根工事4.3%
板金工事2.1%
金属建具工事(ガラス共)8.7%
木製建具4.3%
左官工事2.1%
内装工事4.3%
タイル工事2.1%
住設工事6.5%
電気工事4.3%
給排水衛生8.6%
雑工事諸経費7.2%
ぐらいになるかと思います。
但し、見積りによっては住設工事が給排水衛生工事の中に入っていたり、大工工事でサイディングを張ったりしますので、それらをバラバラに分けて再構築しなければ、見積り比較は出来ません。それが出来るのは、凡その予算配分が、頭の中に入っている人でないと不可能な仕事です。
専門家でない、人が簡単に見積り比較をしたいのであれば、設計事務所に設計図に加えて積算書を作ってもらう事をお勧めします。積算書とは見積り書の金額(単価)の入っていないものと思ってください。
それを、ビルダーや工務店に配布して、そこに金額を入れてもらうのです。
そうすれば、単純に金額の比較で施工者を選ぶ事が出来ます。
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