南海地震の発生確率が上昇しました。
耐震・制震・免震と地震対策の3本柱として語られますが、性能は免震構造が突出しています。
耐震構造も制震構造も震度7の地震が来れば、震度7で揺れてしまいます。IAU免震装置は震度7を震度4程度に減衰して建物に伝えます。理論上は全く揺れなくする事も可能ですが、そうなると人が手で押しただけで建物が動いてしまいますので、現実的ではありません。
ですので、わざと抵抗を与え震度4程度の地震から装置が働く様にセットされています。
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