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コラム

免震構造と耐震・制震構造の比較

【免震住宅・地震対策】

2012年1月25日 / 2014年5月23日更新

免震構造の最大の特徴は、地盤と建物を切り離して、地震の力を建物に直接伝えない構造にしてあることです。
制震・耐震構造は建築基準法で建物と建物を強固に固定することが義務付けされているので、切り離す事が出来ません。その為、地震の揺れが直接建物に伝わります。制震と耐震の違いは、二階以上の揺れを制震が緩和させる効果があるだけで、一階の揺れは制震も耐震も全く変りありません。



上記のグラフは阪神大震災の地震波を人工的に再現したものです。赤いグラフは耐震構造が受けだ重力加速度(1420gal)の強さを示しています。青いグラフは免震構造が受けた重力加速度(200gal)を示しています。免震構造の揺れは馴染みのある震度階で云いますと震度4相当です。
この地震波は二階床面で計測していますので、耐震構造の場合は建物のしなりが加わって気象庁発表の観測結果880gal(阪神大震災では震度7と発表されています)を1.6倍ほど増幅された値となっています。制震構造の場合は二階のしなりを抑える効果が期待できますので、880galから1420galの間の数値となると思われます。制震装置のパンフレットを探しましても、地震波の応答解析を示していませんので、正確な値は判りません。
グラフから、一般的に馴染みのある震度階で説明しますと、耐震構造の二階の床面では、震度7の1.6倍の揺れを示しており、制震構造でも二階の床面は震度7+αを示すことになります。免震構造は震度4となります。
地震力を抑える効果だけで考えれば、比喩的な表現になりますが、耐震装置が各駅停車とすると制震装置は準急電車。免震装置は新幹線ぐらいの違いがあります。

用語の解説
http://mbp-osaka.com/oado/column/12572/

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新潟県中越地震の地震波を用いた検証画像はこちら
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免震住宅に関するお問い合わせはこちら
https://mbp-osaka.com/oado/inquiry/personal/

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