古代地図と軟弱地盤
本年2月より富田林市で免震住宅に着手します。
良いとは判っていても、高価な装置の為に今まで殆ど
普及しませんでした。今回も免震装置だけで150万円、
建物を載せる架台に300万円、特殊な基礎工事の為に
100万円装置導入諸経費として150万円合計700万
円も通常の建物より高くなってしまっています。
ただ、いつ来るか判らないとは云え、これから新築する家は
統計的に考えれば、震度6前後の地震には必ず遭遇します。
免震住宅は震度7(阪神大震災当時の神戸三宮付近の激震地と同等の揺れ)
を震度4(阪神大震災当時の奈良県中西部の揺れ)程度に
抑える事が実大実験で証明されています。
物的・人的被害は700万円では済まないでしょう。
今回、ケーススタディーとして建物総額2000万円後半
ぐらいで、免震住宅を建てる方法を模索しています。
時期が来ましたら見学会等も企画しています。