「自分でやった方が早い」——その判断が、部下を育てなくしている |"手が速い上司"ほど、人が動かなくなる本当の理由

こんにちは。
ほめ育コンサルタントの道下真介です。
「あの人は地頭がいいから」
「自分は地頭が悪いから」
そんな言葉で片づけてしまいそうになることはありませんか。
けれど、
結果が出るかどうかは
生まれ持った地頭の良し悪しだけでは決まらないと
私は感じています。
同じように関わっても、結果に差が出るのはなぜか
学べば学ぶほど
その学びを結果につなげられる人と
なかなかつなげられない人がいます。
知識を身につけているだけでは結果は出ませんし
結果を出そうと必死になっても
期待する成果にすぐつながるとは限りません。
教えたらすぐに結果を出す人もいれば
どれだけ関わってもそれほど変わらない人もいる。
この差は何から生まれているのだろうと
ずっと考えてきました。
横の資質と、縦の目的を整理して考える
一つ気づいたのは、「横」の違いです。
何が得意で、何が苦手か。
どんな価値観を持っているか。
これを自分自身がまず知らないまま
自分に合わないやり方で頑張ろうとしても
結果にはつながりにくいものです。
もう一つは、「縦」の違いです。
自分の命を守るだけの本能的な段階から
世の中のため
将来のためにという段階まで
自分の存在の影響力を
どこまでプラスに使おうとしているか。
この段階によって
自分の価値観や持っているものを
どう生かすかが変わってきます。
つまり
今の自分の資質(現状)と目的を
自分の中で整理できているかどうかが
結果を左右しているのではないかと思うのです。
整理する力が、育成と組織の力になる
この整理は
一人で抱え込むものではありません。
上司やリーダーが
「今、何が得意だと思っている?」
「何のためにこれをやっているんだっけ?」
と問いかけるだけで
部下自身が自分の資質と目的を整理するきっかけになります。
指示を待つのではなく
自分で考えて判断できる人が増えていけば
組織全体の育成の質も
少しずつ変わっていくのではないでしょうか。
そうした一人ひとりの積み重ねが
結果として組織の成果にもつながっていくものだと
私は考えています。
今日からできること
今日は
自分自身にあるいは部下に
こう聞いてみてください。
「今の自分は、何が得意で、何を大切にしているのだろうか?」
「それは、何のためにやっているのだろう?」
資質(現状)と目的を
言葉にして整理してみることから始めてみませんか。
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