【1on1しても離職が減らない本当の理由】原因は"職場の環境"のほうにある!!

こんにちは。
ほめ育コンサルタントの道下真介です。
今日は「部下の小さな成功をどうほめるか」について、
一緒に考えていきたいと思います。
あなたのチームに、
地道に努力を続けているのに、
なかなか大きな結果が出ないメンバーはいらっしゃいますか?
■ 小さな成功を見逃すと、部下は努力をやめてしまうのです
成果が大きい仕事ほど、注目が集まりやすい。
それは、至極当然のことで、誰しもが、そこに目が向きやすいはずです。
その結果、日々の小さな積み重ねは、見過ごされてしまいやすくなると思います。
しかし、よくよく考えると、大きな成果というのは
いつも小さな成功の積み重ねの上に成り立っているはずです。
だからこそ、部下のコツコツとした積み重ねに気づかないままでいると、
メンバーは「やっても見てもらえない」と感じ、
やがて努力に意味を見いだせなくなっていきます。
■ 「結果を出した人だけをほめればいい」という思い込み
少し、思い出してみてほしいのです。
あなた自身が、部下に声をかけるとき、
どんなタイミングを選んでいらっしゃるでしょうか。
目に見える数字が上がったとき。
プロジェクトが成功したとき。
そういう場面が、多くありませんか?
では、結果には至らなかったけれど、
着実に動いていたプロセスには、
どれくらい目を向けてきたでしょうか?
実は、そのとき浮かんでこない問いがあります。
「今日、あの人は何をやり遂げたのか」
結果の前にある行動を、あなたが見ているかどうか。
それが、『部下の自信をつくるかどうか』
『挑戦できる環境を作ってあげられているかどうか』の分かれ目になっているのです。
■ 部下を見る視点には、3つの方向があります
ほめ育の現場で、私たちが大切にしている視点があります。
「3Dほめ」と呼ばれる、
部下を3つの方向から見るまなざしです。
1. 成果 ─ 数字や結果として現れたもの
2. プロセス ─ 結果に至るまでの準備や工夫
3. 存在 ─ チームにいてくれること、その人のあり方
このうち、見逃されがちなのが、
「プロセス」と「存在」です。
「結果が出る前の、正しい行動」を見つけて伝えると、
メンバーは、同じ行動を自然と繰り返すようになっていく。
それが、業務効率化や、
自走するチームへの、近道なのです。
■ プロセスを認めた現場で、業績が動き始めた話
私が関わらせていただいた、ある医療法人では、
リーダーが部下を見るときの視点に、
「プロセス」と「存在」を加えていただきました。
「今朝、始業前からこの準備をしてくれていたよね」
「あの患者さんへの声かけ、本当に丁寧だったね」
そんな"日常の小さなあり方"を、
言葉にして伝える習慣を続けたのです。
すると半年で、看護師の離職率が18%から9%まで下がり、
採用募集費の削減だけで、約2,000万円のインパクトとなったのです。
ざっくりした試算ではありますが、
プロセスをほめる文化は、
これだけの変化を生むこともあります。
人材育成は、「結果が出てからほめる」順番ではなく、
「プロセスを見る → 行動が定着する → 結果がついてくる」
こちらの順番のほうが、
結果として早く回り始めるのではないかと、
私は感じています。
■ 今日から、たったひとつ試してみてください
明日の一歩として、おすすめしたいのは、ひとつだけです。
一人のメンバーを思い浮かべて、
その方が今日「やり遂げたこと」を、ひとつ見つけてみてください。
そして、一言だけ、声をかけてみる。
「あの確認、ちゃんとやってくれていたんだね」
社内教育のなかで、もっとも投資対効果が高いのは、
こうした「日々のプロセスを見つけて伝える時間」ではないかと、
私は感じています。
ただし、組織全体に「プロセスを見る文化」を根づかせていくには、
業種・人数・リーダーの強みによって、進め方が変わってきます。
画一的なやり方では、届きにくい部分が出てくるものなのです。
■ おわりに
人は、関わりのなかで、少しずつ変化していきます。
「結果が出てからほめる」より、
「プロセスを見つけて伝える」を先に置く。
そのささやかな順番の見直しが、
やがてチーム全体の業績そのものを、
変えていくのではないでしょうか。
私の公式LINEでは、御社の状況をお伺いさせていただきますよ^^
「うちのチームで、どんなプロセスから見つけていけばいいだろう」
そんなご相談も、ぜひお気軽にお寄せください。
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