「自分でやった方が早い」——その判断が、部下を育てなくしている |"手が速い上司"ほど、人が動かなくなる本当の理由

道下真介

道下真介

テーマ:ビジネス・職場における”ほめ育”




こんにちは^^
ほめ育コンサルタントの道下真介です。


今日は「任せたいのに、つい自分がやってしまう」について、一緒に考えていきたいと思います。


部下に振ろうとして、口まで出かかる。
けれど、やっぱり自分で資料を開いてしまう。


そのほうが、早い。そのほうが、正確。
頭ではわかっていても、どこか釈然としない。


育てたいのに、気づけばひとりで抱えている。
そんな手応えのなさを感じている経営者やリーダーの方は、少なくないのではないでしょうか。



任せ方を学んでも、手を出してしまう


ここ数年、現場にも出ながら、部下育成の責任まで担うリーダーが増えてきました。
社内教育でも、「任せ方」「委任の技術」をテーマにした研修が並びます。


優先順位、権限移譲、目標設定など
——学べることは、たくさんあります。


ところが、学べば学ぶほど、なぜかあなたの仕事の手が止まらない。


気づけば今日も、自分で資料を引き取って、会議室を出ている。
部下からは、提案が上がってこない。
会議でも、自ら発言しない。


あの子に振ると2日かかってしまうかもしれない。
でも、自分がやれば1時間で終える。
だから、今は、頼むタイミングではない…。


そのような考えがよぎった瞬間、あなた自身が部下の成長を奪ってしまっているのです。



ほめ育の視点


ほめ育では、結果そのものだけではなく、そこに至るまでのプロセスを見ることも大切にしています。


なぜなら、人が育つには、迷う時間、試す時間、失敗の経験がいるためです。


部下が考え込んでいる、ほんの数分。
手が止まっているように見える、そのわずかな時間。


そこに、育つための余白が眠っています。


「仕事を任せる」とは、あなたが何もしなくていい時間ではありません。


誰よりも部下の可能性を信じ見届け
何かあったときは、手を差し伸べ、支えになること。
そして、フィードバックをする場合もあるでしょう。


しかし、これらの時間は、部下が"育つ”ための大切な時間だと思いませんか?


成果への責任感でも、部下のスキルへの不安でも、失敗させたくないやさしさでもなく
相手の成長を、待てる自分でいられるかどうかです。


そこにこそ、本当の課題があるのだと思います。



明日からできる、3秒の習慣


では、明日から何をすればいいのでしょうか。


まずはひとつ、手を出したくなった瞬間に【3秒】息を整える習慣を試してみてください。


パソコンの前で、指が動きかけたら。
「自分がやります」と、言いかけたら。


そのたびに、3秒だけ、飲み込んでみる。


たった3秒の沈黙が、部下にとっては「自分で考え始める時間」になります。


ただ、ひとつだけ。
どの仕事を、どんな声かけで渡していくかは、チームの状態によって少しずつ違ってきます。


そのため、この記事の"実践編"として、20ページの小冊子『明日から部下が変わる』をご用意しました!


公式LINEにご登録の方に、無料でお渡ししています^^
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道下真介
専門家

道下真介(ほめ育コンサルタント)

株式会社Torus

ほめる習慣を組織に根付かせる「ほめ育」コンサルティングを展開。社内のほめる基準となるほめ育コンピテンシーを明確にし、ほめる基準とほめて育てる文化を組織に根付かせ、人材定着や業績向上のサポートをします。

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