職場の健診で風しん対策を

鈴木圭史

鈴木圭史

厚生労働省が企業に風しん対策を呼びかけています。

 昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性(現在45歳~62歳)は、風しんワクチンの定期接種がおこなわれていなかったため、風しんへの免疫がない人が多く、感染を拡大させやすい世代であることがわかっています。

 風しんはほとんどの人は感染しても軽症で治りますが、妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる子どもに障害が乗じるおそれがあります。

 近年では2012年~2013年、2018年~2019年に風しんが流行しましたが、推定される感染源は職場が最も多かったといいます。

 前述した世代の男性には、市町村から風しんの抗体検査と予防接種の無料クーポンが配布されています。忙しく働く世代の男性ですから、抗体検査のために病院へ行くのは難しいという人も多いかもしれません。

そこで厚生労働省は、職場の健診や人間ドックの際に職場内の対象者へクーポン券の利用を呼びかけてほしいとしています。

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鈴木圭史
専門家

鈴木圭史(特定社会保険労務士)

ドラフト労務管理事務所

社労士として20年以上の経験を誇り、労務相談から発展した、労務リスクの回避につながる労務監査を推進。IPOやM&A支援でも実績があります。「船員の働き方改革」に対応する海事代理士業も。

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