「昭和モデル」から「令和モデル」への切り替えを

鈴木圭史

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政府は6月16日「令和5年版男女共同参画白書」を閣議決定しました。

 近年、若い世代の理想とする生き方・働き方は変わってきています。しかしながら、「男性は仕事、女性は家庭」という性別役割分担を前提とした「昭和モデル」が今も残っています。

 子供がいる世帯では、女性は家事・育児時間を減らしたいと思い、男性は仕事時間を減らし、家事・育児時間を増やしたいと思う傾向にあり、若い世代でその傾向が強いことがわかっています。

 男性の家事・育児への参加や女性の職業生活での活躍を阻んでいるのは、男性の長時間労働などの旧来の雇用慣行です。

 職業観・家庭観が大きく変化する中、今こそ、固定的性別役割分担を前提とした「昭和モデル」から、誰もが家庭や仕事で活躍できる「令和モデル」に切り替える時であると白書では提言しています。

 具体的には、「長時間労働の是正」「男性の育児休業の取得促進」「男女の賃金格差の是正」などが重要だとしています。

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鈴木圭史
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鈴木圭史(特定社会保険労務士)

ドラフト労務管理事務所

社労士として20年以上の経験を誇り、労務相談から発展した、労務リスクの回避につながる労務監査を推進。IPOやM&A支援でも実績があります。「船員の働き方改革」に対応する海事代理士業も。

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