リスキリングへの企業の取組

鈴木圭史

鈴木圭史

政府は多額の予算を配分し、「リスキリング」を強く推進する方針を打ち出しています。

 リスキリングとは「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する・させること」と定義されており、主にDX※推進のために企業が社員にデジタル技術を学ばせることなどを言います。
※デジタルトランスフォーメーション。デジタル技術による生活やビジネスの変革。

 帝国データバンクによると、リスキリングへの取組割合は、DXに取り組んでいる企業で81.8%、DXに取り組んでいない企業では32.2%と大きな差が見られました。また、企業規模が大きいほど取組割合も高くなっています。

 リスキリングの取組内容で最も多いものは、大企業・中小企業ともに「新しいデジタルツールの学習」です。
 特に中小企業では、時間やコストの面で、社員のリスキリングに大きな課題があると言えますが、国や自治体の助成金をうまく活用してデジタル技術に対応できる人材を育成していくことが必要でしょう。

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鈴木圭史
専門家

鈴木圭史(特定社会保険労務士)

ドラフト労務管理事務所

社労士として20年以上の経験を誇り、労務相談から発展した、労務リスクの回避につながる労務監査を推進。IPOやM&A支援でも実績があります。「船員の働き方改革」に対応する海事代理士業も。

鈴木圭史プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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