中途採用比率の公表、Q&Aで具体的な取り扱い示す

鈴木圭史

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今年の4月1日より、大企業※において年に1回、正社員の中途採用比率を公表することが義務化されています。
(※常時雇用する労働者数が301人以上の企業)

 これについて、厚生労働省がQ&Aを発表し、公開方法など具体的な取り扱いを示しました。

 たとえば、中途採用比率の計算において、内定者は計算に含めないが試用期間中のものは含めることなどが示されています。

 また、公表方法については、おおむね1年に1回以上、公表した日を明らかにして、直近の3事業年度について、インターネットの利用その他の方法により、求職者が容易に閲覧できるようにおこなわなければならないとしています。

 具体定には自社のホームページや、厚生労働省の職場情報総合サイト「しょくばらぼ」への掲載などの方法です。

なお、初回の公表は令和3年4月1日後の最初の事業年度内に、可能な限り速やかにおこなわなければなりません。

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鈴木圭史
専門家

鈴木圭史(特定社会保険労務士)

ドラフト労務管理事務所

社労士として20年以上の経験を誇り、労務相談から発展した、労務リスクの回避につながる労務監査を推進。IPOやM&A支援でも実績があります。「船員の働き方改革」に対応する海事代理士業も。

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