残業代請求は過去2年分→5年分になる?
働き方改革関連法により産業医の役割が強化されています。それにともない産業医を変更する企業が増えているそうです。
労働安全衛生法では、50人以上の職場では産業医を選任しなければならないと定めています。しかし、現実にはまだ産業医を選任できていなかったり、選任していても積極的に役割を果たしていない場合も多いようです。
近年では、ストレスチェック後の社員の面接指導やうつ病などによる休職・復職の判断、長時間労働の社員への対応など、主にメンタルヘルスの問題に対応できる産業医が求められています。しかも社員にしっかりと関わってもらう必要があります。
こうした事情から、産業医の資格を持っていても、メンタルヘルスが専門ではないという医師や、面談に対応していない医師ではすべての役割を果たしきれなくなってきているのです。
とはいえ、条件に合う産業医を探すのは簡単なことではありません。そのため、産業医を紹介するサービス事業者なども増えてきています。