社会保険労務士 資格取得を目指して

鈴木圭史

鈴木圭史

私が当事務所に勤め始めてから、約3か月が経ちます。社会保険労務士の資格を取りたいと思い、働き始めたのがきっかけです。勉強を始めたころは、雇用保険、社会保険の言葉も知らない状態でした。先生に教えていただきながら、雇用保険や社会保険の取得・喪失手続き、給与計算、助成金など少しずつですが、仕事を覚えているところです。また、労働基準法や安全衛生法などについてのセミナーに行かしていただく機会もいただき、本を読んでいるだけでは実感がなかったことが実際の業務として取り組むこと・説明を聞くことで、理解が深まっています。

さて、平成30年8月に、第50回目の社会保険労務士試験がありました。私は、今年の受験は辞退しましたが、来年は試験を受けようと思っています。
勉強を始めた当時は、取り敢えずテキストを購入し、3回は読み込もう!と書いてあったので3回読むことを目標に勉強を始めました。
■1回目、毎日少しずつじっくり読みこんでいきましたが、全然理解できませんでした。1度読み置いた時点でなぜなのか、考えてみると原因が2つ出てきました。まず1つ目が、自分がどの法律について読んでいるのかわからなくなっていたこと(今読んでいる場所が労働基準法なのか、労働安全衛生法なのか)。2つ目が、それぞれの法律が何についての法律なのかを理解していなかったこと(健康保険法と国民健康保険法は一緒だと思っていました。)。気づくのが全部読み終えてからとだいぶ遅く、もう少し早い段階から理解できない原因を見つければよかったと少し後悔しました。

■2回目(この頃から当事務所で働き始めました。)は、それぞれの法律の内容(何について定めてある法律なのか)をしっかり把握すること、全体の構造を掴むことを目標に大きな見出しだけを読んでいきました。例えば、雇用保険法には「被保険者」がいて、事業に「失業等給付」と「雇用保険二事業」がある。さらに、被保険者には「一般被保険者」や「高年齢被保険者」等がいる。失業給付には、「求職者給付」「就職促進給付」等があるという感じです。

■3回目(現在ここです。)は、1回目のようにじっくり読み込んでいます。第1回目の時より内容が理解できているのがわかります。数字や言葉等を覚えていきたいです。

<試験問題感想>
テキストを2回読んだところで、今年の試験問題を時間を計りながら、実際の試験のように解き、ネットに上がっている解答速報で答え合わせをしました。まず、試験を解いていての感想は、「しんどい」です。択一式は試験時間が3時間30分、途中で集中力が切れたのがわかりました。答え合わせの結果は合格点には程遠い結果でしたが、現在の自分の理解状況及び、試験の雰囲気を体験できたかな、と感じています。

勉強をしていて思うことは、社労士の試験は範囲が広いことから、内容が抜けてしまう、似たような内容(雇用保険の適用事業所、厚生年金の適用事業所の違い等)があやふやになるということです。また、文字を1文字の読み間違える(被保険者、保険者等)と全く違うものになってしまいます。月2回は大まかにでもテキスト全体を読むようにし、覚えたことが抜けてしまわないよう定着させていきたいです。
インタネット等で勉強方法を調べると、様々な勉強方法が出てきますが、自分に合った内容を見つけ、それを実行していくことが大切だと思います。
次回の試験までの自分で組んだスケジュールを基に、もう1年しかないという気持ちで勉強に望みたいです。

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鈴木圭史
専門家

鈴木圭史(特定社会保険労務士)

ドラフト労務管理事務所

社労士として20年以上の経験を誇り、労務相談から発展した、労務リスクの回避につながる労務監査を推進。IPOやM&A支援でも実績があります。「船員の働き方改革」に対応する海事代理士業も。

鈴木圭史プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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