ちょっと一息。(賃貸借契約の報酬額。)
心理的瑕疵
ちょっと一息しませんか
●瑕疵
「分からなかった」「確認できなかった」などの傷・不具合を「瑕疵」と言います。
実際に住んでみないと判明しない事がほとんどです。代表的なのは、雨漏り・白蟻などです。
不動産業者はこの「瑕疵」には敏感です。
私も慎重に、注意深く調査しますが、結局は売主の自己申告しか調査方法がありません。この「瑕疵」に関する取決めを、当事者はよく確認し理解していないとトラブルになるケースがよくあります。
現在は契約時、売主から買主へ「物件状況確認書(告知書)」を提出してもらいます。内容は、雨漏り・白蟻・建物の傾き・腐食・不具合など21項目にもおよびます。ありのままに、事実を記入してもらいます。
しかし、「知っている」「知らない」などの告知表示の為、「知っている」「知らない」を証明することは困難です。従って、媒介物件の売買では売主の瑕疵担保責任を免除する特約を付けることが一般的です。
●そして、最も手強いのが「心理的瑕疵」です。
手強い瑕疵、それは「心理的瑕疵」です。目で確認できる瑕疵とは違い、心理的・精神的な傷、不具合と言えます。具体的には、購入した住宅の敷地内や部屋で物騒な事件・事故があった、または不自然死があった、などです。
そして、この「心理的瑕疵」は売主が隠そうが、高い確率で発見されます。
ちょっと一息でした
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