コラム
○不動産の有効活用○
2019年8月12日 公開 / 2021年3月2日更新
フロー型からストック型へ
●その背景
地価が右肩上がりで上昇したかつての「土地神話」の時代には、土地建物などの不動産を保有すれば容易にキャピタルゲイン(値上り益)を得ることが可能でした。
しかし、その後長期にわたるデフレ経済の状況下で、単純に保有するだけでは値下がりで損失が発生するだけとなった現在、土地建物についてその利用価値や収益性が重要視される時代となりました。
さらに、企業においては管財的な不動産管理から脱却し、企業の経営効率向上を目的とした、不動産に関する戦略が求められています。
●ストックへ
また、建物については、建築技術の進歩、ライフスタイルの多様化、環境問題へのは配慮などの点を背景として、「既存(中古)住宅ストックの活用」なども重要視され、リニューアルやリフォーム等への需要も高まっており、これに対応する業務等の展開も高まり、現在では日常的なものとなっています。
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