よい姿勢で陸上記録会の記録を更新しよう! @ 吉備中央町立豊野小学校
姿勢が悪いと言われる子ども達の姿勢、特に座り方は様々な姿勢が見られます。
家庭で気づく悪い姿勢というのは、ほとんどが座っている姿勢。
どのような座り方をしているかというと、「背中が丸い」ことがほとんどです。
背中・背骨が丸くなっていることに目が行きがちですが、
その前に「骨盤」を見てみましょう。
横から見た時に骨盤は立っていますか、それとも後ろに倒れていますか。
背骨は骨盤の上に乗っています。
横から見るとS字カーブと言われる湾曲があり、前から見ると真っ直ぐです。
背骨の上には頭が乗っています。
座った時に椅子や床に接しているのは骨盤です。
その骨盤が後ろや前に傾いていたら、上に乗っている背骨や頭はどうなるでしょう。
無意識に曲げたり伸ばしたり、前や後ろに動かしてバランスを取ろうとします。
その結果、「背中が丸い」「頭が前に出ている」などのように見えます。
では、なぜ骨盤が後ろに倒れるのでしょうか。
それを考える前に、ご自身の座り方を振り返ってみてみましょう。
骨盤はどうなっていますか。
多くの方が骨盤を後ろに倒して座っていませんか。
背もたれがあればもたれるような座り方をしていませんか。
すると、背中は丸くなっていますね。
なぜ、そのような座り方をするのでしょうか。
それは、
「楽だから・・」
逆を考えると、骨盤を立てた座り方は「しんどいから」、「きついから」
しないのではありませんか。
骨盤を立てて座るためには、その姿勢を維持するために常に体幹の筋肉が働いています。
意識して使い続けるわけではありません。
無意識に働いてくれるから、しんどいわけでもなく、きついわけでもなく、
楽にその姿勢が保てるのです。
今までに体幹の筋肉があまり使われていなかったり、弱かったり、硬かったりすると
姿勢を保つために支えることができないので、骨盤を後ろに倒し、
グニャッと背骨を曲げて座ります。
また、自分の筋肉で支えられないから他のものにもたれたり、頼ったりして座る姿勢を
とることもあります。
学校の授業中によく見られる座り方は、
・机に肘をつく
・頬杖をつく
・突っ伏す
・片手を椅子に置いている
・背もたれにもたれる
・机にお腹をつけてもたれる
・足を組む
・片足を椅子に上げて(片膝を立てる)胸でもたれる
・両足を椅子に上げて(両膝を立てる)胸でもたれる
授業参観では見られない座り方かもしれませんが、普段の授業中にはよく見られる光景です。
体幹の弱さ、支える働きの弱さがこのような姿勢として表れるのです。
自分のからだを自分が持っているもので支えられることすらできなくなっている子ども達。
心身の不調をきたす前に、体幹をしっかり使って、よい姿勢が無意識にとれる体づくりに
取り組みましょう。
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