「赤ちゃんの発達」と幼児期以降の不良姿勢&運動能力・・反り返り
「赤ちゃんの発達」について学ぶ勉強会は、
子育て中、特に、赤ちゃんのお母さん向けのお話しになります。
子育てで大きな役割をしているのがお母さんです。
もちろん最近は「イクメン」という言葉もあるように、お父さんも一緒に育児をする家庭も
増えてきているようです。
しかし、24時間を通して一番多く接しているのはお母さん。
授乳やおむつ替え、抱っこしたり寝かせたりする機会が多いのもお母さんです。
赤ちゃんを見ることが多いのは、当然お母さんですね。
赤ちゃんの発達を学んだうえで、赤ちゃんの動きをよく見ると、
なんとなく目に映っていたことがはっきり見えるようになります。
得た知識で赤ちゃんのしていることの意味が分かり、不安が安心になり、
より自信をもって接することができるようになります。
また、知らなければ普通だと思うことも、知っているからこれは違うとか、
大変なことになっているんだと分かるようになります。
以前開催した「赤ちゃんの発達」の勉強会に参加し、
Studio Grace Mamの赤ちゃんクラスに通っていたお母さんから
「ビックリしました!!」と
教えていただいたことがあります。
児童館で見かけた歩いている赤ちゃんの様子。
歩き始めてまだあまり日にちは過ぎていない感じの赤ちゃん。
そのくらいの赤ちゃんは歩くよりも四つ這いでハイハイする方が早いので、
立って歩きたいけど、興味があるところに急いで行きたいときはハイハイで移動します。
しかし、この赤ちゃんはお座りのまま、片足を使って、片手を床に付けたまま
移動していたようで、その移動の仕方にビックリされたとのことでした。
そして、室内用のすべり台で階段が上がれなかったことにもビックリしたようです。
教えていただいたお母さんのお子さんは四つ這いのハイハイからつかまり立ちを
している頃ですが、3段の階段くらいは登れます。
見かけた赤ちゃんは、すでに歩いているのに上れないのです。
このお話が「なんでビックリすることなの?」と思われる方は多いのではないでしょうか。
「赤ちゃんの発達」について、知識を持っていれば、当たり前に分かる話なのです。
赤ちゃんが階段を上るときは、手と膝をついて交互に動かして、四つ這いのハイハイで
1段ずつステップを上がってきます。
つまり、四つ這いのハイハイができていれば、階段を上がることはできるのです。
児童館で見かけたすでに歩き始めているお子さんは、歩く以前の移動方法は、
お座りのままなので、四つ這いのハイハイはしていないかもしれません。
手足を交互に動かすからだの使い方をしていないから、どう動いていいのかが分からないのです。
お座りで移動する場合は、それまでの発達段階でそうせざるを得ない動きが
あったはずなのです。
その時に気付いてあげて、からだをうまく使えるように促してあげると、
四つ這いでハイハイができたかもしれません。
何が正しいのかを知らなければ、間違いにも気づきません。
立って歩くようになれば、形は「歩く」のですが、からだの使い方・動かし方は
間違ったまま成長していくのです。
少し観察するような目で、赤ちゃんの動き方を見てみると、今まで気づかなかったことが
見えるかもしれません。
できたら首が据わる前から、よ~く見てあげてほしいですね。
*「赤ちゃんの発達ケア」勉強会*
2014年11月17日(月)開催します。
詳細はセミナー・イベントをご覧ください。
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/672
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【 Studio Grace Mam 】
ママ&ベビー・キッズ専門スタジオ
~赤ちゃんの運動の偏りを改善し、脳の発達を促すケア&コンディショニング
親子の姿勢アクティブ・コンディショニング~
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●《赤ちゃんの発達を促し、脳とカラダとココロを育む講座》
赤ちゃんの発達段階に応じて、運動発達を促し、しなやかな動きを身につけます。
よい姿勢は生まれた時からのからだの使い方で作られていきます。
お母さんとのふれあいや遊びを通して、アタッチメントを形成し、
からだもこころも健やかで豊かに育んでいきます。
お母さんの産後の姿勢づくりにより、体型をもどし、腰痛・肩こりなどを解消。
子育てに必要な体力をつけ、赤ちゃんとの時間を楽しみましょう。
* 赤ちゃんひとりずつの段階に応じたオーダーメイドの内容です。
気になる動きなど、詳細はHPをご覧ください。
★ 赤ちゃんの発達のケア&コンディショニング講座 Ⅰ
(ねんね~寝返りクラス)
★ 赤ちゃんの発達のケア&コンディショニング講座 Ⅱ
(寝返り~はいはいクラス)
● 《幼児の運動能力を高め、しなやかな動きでよい姿勢になる講座》
しっかりと動けるようになったら、さらに様々な動きが可能になります。
1歳までに作られた「姿勢」と「動き」の基礎によって、その後に
できることの幅が広がります。
ハイハイをしなかった、寝返りが偏っていた、からだが硬かったなど、
赤ちゃんの頃の段階を飛ばしたり不足している場合は、
歩き始めてから補ってあげましょう。
★ 幼児のアクティブ・コンディショニング&ダンス・フィット 講座
(姿勢、歩き・走り、動きづくりクラス)
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http://cosmos-c-c.jimdo.com/問い合わせ/
090-5703-4877
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