和室・洋室の座り方の違いと子どもの姿勢
子どもの姿勢が悪い。
そう感じている保護者ははどのくらいいるのでしょう。
子どもの姿勢が悪いと気づくのは、お子さんが何歳くらいのことでしょう。
小学生くらいになるとかなりの割合で気づいているようです。
幼稚園・保育園など3~4歳くらいでも気づく方もいます。
最近は、赤ちゃんの頃から姿勢が悪くなっていることを知っていますか。
おすわりができた頃には、すでに猫背です。
* この理由については子育てセミナーで学べます。
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/672/
そのまま成長しているのですから、幼児や小学生になった時には
当然、姿勢が悪くなります。
保護者に比べ、小学校で毎日子どもに接している先生方の方が
子どもの姿勢の悪さやからだの使い方のおかしさに頭を悩ましています。
それは学年が上がるほど、さらに中学生になるほどひどさが増しています。
が、保護者はそこまで気づいていないです。
中学校で体育の授業を担当していた10年間、生徒の姿勢やからだの使い方を
見ていて思いました。
「保護者はここまでひどいことを知らないんだろうな・・」
授業の始めの挨拶の際にまっすぐ立てない。
両足を開き、片足に体重を乗せ、からだが斜めに傾き、
首も横に倒れて、目線は斜め。
授業を進める前に、立ち方の確認から行なわなければなりません。
座って話を聞く際には猫背どころか、床に寝そべるのではないかと思うくらい
からだが傾いていきます。
脛の前で手を組んで座ることがしんどくなるので、
両手を後ろについてからだを支えます。
始めは「行儀が悪い」と思いました。
しかし、すぐにそうではないと気づきました。
当たり前にできること、多分保護者も先生も小中学生時代にやってきたこと、
それらが今の子ども達にはできなくなっている。
やらないのではなく、できないからしない。
あるいはやろうと努力するけど、しんどいからすぐにもとに戻ってしまうのです。
ここを理解せずに、子どもたちに形を教えてもその場だけで、持続しないし、
改善にはなりません。
しんどいので自らやろうという気持ちにもなりません。
そんなからだで教室では椅子に座って授業を受け、凝り固まった状態で体育や
部活動をする毎日。
痛みやケガにつながるのは当然ですね。
また、パフォーマンスを向上させるにも、基礎が作られていないので
せっかくの練習が無駄になっています。
家庭で見ている、あるいは、感じている「姿勢が悪い」は、表面の部分だけです。
小学校では授業中45分間椅子に座っていたり、体育などで動くことをします。
そのため、学校の先生方は保護者以上に見ていますし、姿勢の悪さや
からだのおかしさに危機感を感じています。
スポーツの現場やダンス・バレエなど体で表現する場でも、同様に姿勢の悪さや
からだの使い方のおかしさが目立っています。
慢性的な硬さや痛み、筋線維・靱帯の損傷や骨折など、目に見えてからの
対応では遅いのです。
大人も子どももからだは早期からサインを出しています。
痛くなる前のサイン、それが【姿勢】です。
子どもの姿勢は「生きる力」です。
家庭で基礎が作られるからこそ、幼稚園・保育園や小中学校での教育が
身につきます。
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【 ABC Gym 】
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姿勢は、見た目が問題なのではなく、
体力・運動能力・スポーツパフォーマンスに大きく関わります。
姿勢が良くなれば集中力が高まり、学力にも好影響が!
スポーツ等によるケガや疲労を早めに予防し、
身体感覚を高め、スキルアップできるからだをつくります。
このようなことが気になるお子さんも姿勢と関連があります。
・ 歩き方や走り方がおかしい
・ 転びやすい・よく転ぶ
・ ケガが多い、顔をケガする、骨折したことがある
・ ときどきどこかが痛いという
・ からだが硬い
・ ぽっちゃり体型
・ よく疲れたという
・ 肩が凝る
・ いつもゴソゴソ動く
・ からだがフニャフニャしている
・ 何かに寄りかかって座る・・など
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