和室・洋室の座り方の違いと子どもの姿勢
夏休み企画 「親子姿勢改善教室」
岡山市ふれあい公社 北ふれあいセンター
「子どもの姿勢が悪く、なんとかしたい」と常日頃から心配をされている
お父さん、お母さんは多いようです。
そんな悩みを解決する「親子姿勢改善教室」が夏休みに開催されました。
この教室では、姿勢改善のためのアクティブ・コンディショニングで
姿勢の変化と、動きやすさやからだの軽さを体感しました。
まずは、姿勢の確認。
親御さんの目には「姿勢が悪い」と映っています。
「どこ」が「どうなって」いるから姿勢が悪いのかを客観的に見る目ことで、
今後も姿勢の改善や変化を比較することができるようになります。
子どもの姿勢について、もう少し具体的に確認をするために、
正面から見た姿勢と横から見た姿勢でポイントを絞って見てもらいました。
アクティブ・コンディショニングの前後で、どこがどのように変化したのかを
子どもにも伝えやすくなります。
この確認は、親御さんも子どもに見てもらいます。
ポイントが分かれば子どもでも見ることができます。
また、大人も自分の姿勢に気づいていないことも多く、
客観的な指標を知ることで、
今後のからだの使い方に意識をするようになるでしょう。
今回、姿勢を確認したポイントは2点。
正面からは「左右の肩の高さ」
右の方の高さと左の肩の高さを比べます。
床に対して水平かどうかを見ます。
横からは「外くるぶしのやや前方と耳の穴の位置関係」
床に対して下から垂直に線を引き、外くるぶしのやや前方を通るように天井に向けると、
耳はその線に対しどの位置にあるかを見ます。
親子でじっくりと姿勢を見る機会は、家庭でもあまりないかもしれません。
こうして見てみると、子どもばかり気になっていましたが、
お父さんやお母さん自身も姿勢はよいとは言えないことが分かります。
では、肩の高さが左右違うから、左右を揃えるようにいつも直したらいいのでしょうか。
子どもの肩を押して、左右を水平にする光景を目にしますが、
そんなことをしてもすぐに戻ります。
からだ全体のつながりの中の一部分を見ただけで、その一部分さえ改善すれば
全体がよくなるかというと、そんな簡単な問題ではありません。
肩の高さが左右で違うということは、
例えば、背骨が左右のどちらかに曲がっていると考えることができます。
いわゆる側弯です。
また、骨盤の高さも左右差があるかもしれません。
あるいは、膝の曲がり具合や膝関節の捻じれ、足首の状態などからも肩の高さに
影響を及ぼしているかもしれません。
では、ひとつずつ直していけばいいのかというと、もちろんそれも必要です。
しかし、成長期の子どもにとって最も必要なのは、
【体幹を使ってボディイメージを脳につくる】
ことなのです。
からだを動かすために重要な体幹部の筋肉の使い方を身につけ、
からだの中心を感じながら左右を均等に使う。
体幹と四肢をつなぐ関節をしっかり動かし、
からだ全体がしなやかに動ける土台をつくる。
それが姿勢改善の「アクティブ・コンディショニング」です。
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【 ABC Gym 】
・・・ 体幹を調えて「美しい姿勢」と「動きやすいからだ」をつくる教室 ・・・
● 『親子の姿勢アクティブ・コンディショニング教室』
親子で楽しく遊びながら姿勢が良くなる
体幹コンディショニングと体幹トレーニング。
姿勢は、見た目が問題なのではなく、
体力・運動能力・スポーツパフォーマンスに大きく関わります。
姿勢が良くなれば集中力が高まり、学力にも好影響が!
スポーツ等によるケガや疲労を早めに予防し、
身体感覚を高め、スキルアップできるからだをつくります。
このようなことが気になるお子さんも姿勢と関連があります。
・ 歩き方や走り方がおかしい
・ 転びやすい・よく転ぶ
・ ケガが多い、顔をケガする、骨折したことがある
・ ときどきどこかが痛いという
・ からだが硬い
・ ぽっちゃり体型
・ よく疲れたという
・ 肩が凝る
・ いつもゴソゴソ動く
・ からだがフニャフニャしている
・ 何かに寄りかかって座る・・など
≪詳しくは・・≫
http://http://cosmos-c-c.jimdo.com/abc-gym/