「赤ちゃんの発達」と幼児期以降の不良姿勢&運動能力・・その子育ては大丈夫?
あなたは赤ちゃんや子どもをいつまで軽々と抱っこできますか。
赤ちゃんや子どもは抱っこが大好きですね。
特に自分で動けない頃の赤ちゃんは、抱っこをしてもらうしか動く手段がありません。
生まれたての頃は軽くても成長するにつれて重たくなってきます。
何ヶ月経っても「重たい・・」と感じるのですが、
ある日生まれて間もない赤ちゃんを抱っこすると「軽い~~」と感じますね。
我が子も生まれた時は同じくらいの重さだったのですけどね。
徐々に体重が増えるので、毎日の抱っこによって重さに慣れてきます。
からだは「これくらいの重さだからこういう準備をしよう」と、
無意識に重さを支える準備をします。
例えば、鉛筆1本を持つ時と、大根を1本持つ時は、意識しなくても無意識のうちに
軽い・重いを判断し、その重さに適した力加減をしています。
また500mlのペットボトル2本で、1本は500ml入っているが 、
もう1本は空っぽ。
それぞれを持ち上げる際には、軽い・重いの判断を瞬時に、また無意識にしています。
軽いものを持つのに体中の筋肉を総動員する必要はありません。
無駄な力を使わなくても持てるからです。
その反対に重たいものを持ち上げるには、指先や手の力だけでは動かないので、
多くの筋肉に力を発揮させるようにからだを使います。
この重さに応じたからだの使い方が適切であれば、スムーズな流れで、
無理・無駄のない動きによって、からだへの負担(故障に結びつくような負荷)は
ほとんどかからないでしょう。
しかし、物を持ち上げる前に、自分のからだを支えていなかったり、
動くことで骨盤・股関節、脊柱がグラグラとぶれていたらどうでしょう。
物の重さを支え切れず、使わなくてもいい筋肉まで総動員しなければ、
目的を遂行できないでしょう。
赤ちゃんを抱っこするには、まず抱っこする人のからだが安定していること。
そして抱いている間は赤ちゃんが安定するような支え方ができていることが必要です。
「重たい」と感じる場合、肩や腕に力を入れ過ぎていますせんか。
自分のからだも赤ちゃんも支えるのは、肩や腕の筋肉ではありません。
体幹を支えるには、妊娠中や産後に特に弱くなっているお腹まわりの筋肉が重要です。
自分のからだを支えられず、肩や腕の筋肉をガチガチに固めた抱っこは、
赤ちゃんにとって心地よいでしょうか。
ハンモックのように柔らかく包まれた抱っこと、すのこのように固く反発し合う抱っこ。
赤ちゃんがゆったりと脱力でき、しなやかな動きにつながる抱っこができるよう、
抱っこする人のからだも調えましょう。
特に姿勢としなやかなからだの使い方が日常的に身につけば、腰痛や肩こり、
その他の不定愁訴もやがて消えていきます。
産後に必要なコンディショニングは赤ちゃんのためでもあるのです。
自分で動いて調えていくこと。
筋肉を調整し、骨格を調え、しなやかに安定した動きを身につけましょう。
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■ 子どもの脳力を育み、能力を高めるからだづくり
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よい姿勢は生まれた時からのからだの使い方で作られていきます。
お母さんとのふれあいや遊びを通して、アタッチメントを形成し、
からだもこころも健やかで豊かに育んでいきます。
お母さんの産後の姿勢づくりにより、体型をもどし、腰痛・肩こりなどを解消。
子育てに必要な体力をつけ、赤ちゃんとの時間を楽しみましょう。
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しっかりと動けるようになったら、さらに様々な動きが可能になります。
1歳までに作られた「姿勢」と「動き」の基礎によって、その後に
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ハイハイをしなかった、寝返りが偏っていた、からだが硬かったなど、
赤ちゃんの頃の段階を飛ばしたり不足している場合は、
歩き始めてから補ってあげましょう。
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