「子どもの姿勢を考える」セミナー@さん太マルシェ 山陽新聞創刊135周年感謝祭
岡山県
「つくろう・のばそう・育てよう!スポーツプロジェクト」
平成25年度スポーツ・健康セミナー
「つくろう・のばそう・育てよう!スポーツプロジェクト」は、
児童生徒やジュニアアスリートに対し、運動やスポーツを実践する機会の
提供などの支援体制の充実の為に、岡山県が実施しているプロジェクトです。
今年度のスポーツ・健康セミナーの講師として、倉敷市立の中学校で講演を行いました。
全校生徒が1,000人超のマンモス校で、生徒・教職員・PTAを含め、
1,100人を超える方々が参加されました。
学校保健集会
講演 「正しい姿勢で集中力を高めよう! ~よい姿勢は生きる力~」
生徒の姿勢は学力や運動能力に直結します。
しかし、授業中の姿勢はとても「良い」とはいえない状況です。
先生方は姿勢の重要性を生徒に認識してもらいたいと常々指導をされていますが、
なかなか良い姿勢が定着しないのも現状です。
講演の前に、保健委員が主体となって授業中の姿勢を写真に収め、
実態を目で見て分かる形で全校生徒に報告をしていました。
いくつかのパターンがありますが、どれを見ても勉強にも体にも悪い影響が
ありそうな姿勢でした。
姿勢についての教育、かつては生活の中で当たり前に身についていましたが、
現代はそれがなされないまま幼児・学校教育へと進んでいきます。
学力・体力向上の前に「姿勢教育」が必要だと感じます。
姿勢が大事ということは誰もが思うこと。
学校の先生やスポーツの指導者は口を揃えて言います。
「勉強ができる子は姿勢がいい」
「動きがいい子は姿勢がいい」
「運動が上手い子は姿勢がいい」
姿勢は学力や運動能力の基本だということは、現場で指導する立場にある方々には
当然のこととして捉えられています。
しかし、姿勢を教えることはあまりなされていないのではないでしょうか。
例えば、挨拶をする前の号令。
「姿勢を正して、礼!」
姿勢を正すとはどのようにすることなのか。
正された姿勢とはどういう状態なのか。
「姿勢を正して」と言われれば、背すじを伸ばすんだと理解しているのでしょう。
号令によってほんの少し頭の位置は高くなります。
そうならない生徒も多く、もしかしたら姿勢を正そうとしても、
今以上に伸ばせなくなっている、あるいは、背中を丸めていることに気づいていない。
講演では、「姿勢の成り立ち」、「姿勢と感情(心)のつながり」、
「姿勢と可能性」「姿勢と生きる力」などを、体験を交えてお話しました。
内容は次回コラムで。
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【アクティブ・コンディショニングの教室案内】
山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
●《幼児・小学生の姿勢改善講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通して楽しくからだづくり。
よい姿勢は全ての動きの基本。
・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び&運動習慣(
★ 体力アップ・体力づくり
・・スポーツを習っているお子さん・・
★ スポーツ障害の予防
★ 運動能力向上・パフォーマンスの向上
「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
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