「赤ちゃんの発達」と幼児期以降の不良姿勢&運動能力・・その子育ては大丈夫?
井原市立大江幼稚園にて子育て講演会
子育て講話「子どもの姿勢は生きる力」&
親子体操 「姿勢がよくなるアクティブ・コンディショニング」
幼稚園の参観日に子育て講演会の講師をさせていただきました。
当日は朝一番の園庭での交通指導に続き、ホールでの子育て講演会、
給食試食会とたくさんの行事が行われました。
子育て講話の「子どもの姿勢と生きる力」は主に『姿勢』についてのお話です。
ただし、見た目の姿勢が悪いから良くしなければいけないという簡単な話ではありません。
「子どもの姿勢が気になる、悪い」という保護者は多いです。
では、あなたは?
と尋ねると、「自分も悪いです・・」
だからこそ「姿勢」について親子でいっしょに取り組む必要があるのです。
誰もが良い姿勢でありたいと願うでしょう。
では、良い姿勢とはどのような姿勢でしょうか。
椅子に座ったまま、「良い姿勢」をしていただきました。
ほぼ全員が同じような姿勢をされました。
背中をスッと伸ばして、横から見たらいわゆる「真っすぐ」と言えるような姿勢です。
それは先ほどまでの座り方とは明らかに違います。
背もたれにもたれていた背中を離し、丸かった背中を思いっきり伸ばしました。
ということは、普段の座り方は良い姿勢ではないということですね。
普段は良くない姿勢をしているという自覚があるのです。
そして、良い姿勢も分かっているのです。
だったら良い姿勢で座ればいいのです。
なのに、いつになっても良くならない、気になる、悪いのです。
それはなぜでしょう。
私たちはほとんどを無意識に動いています。
自分にとってやりやすい、楽だからなどの理由で
その動き方や姿勢を無意識に選択しています。
つまり、悪いと自覚している姿勢は、
無意識ではやりやすいとか楽に感じているので、
窮屈に感じる良い姿勢を選択しないのです。
この無意識におけるからだの使い方や姿勢を変えていくことで、
普段から良い姿勢で、それがやりやすく、楽になるのです。
では、どうすればいいのでしょうか。
そのヒントは、赤ちゃんが生まれてから立つまでの動きにあります。
実際に保護者のみなさんに動いていただきました。
前後で立位の姿勢とその場でスキップを比較しました。
短時間、多分数分ですが、動く前と後では明らかにからだの感覚は違いました。
姿勢は「良くなった!」「背すじがスッと伸びた」、
その場スキップは「軽い!!!!」と
驚きの声がたくさん上がりました。
それらは無意識です。
動く前と同じ感覚で行なったのに、姿勢がよくなり、動きは軽くなりました。
この状態がいつもであれば、無意識も良い姿勢でいることができるのです。
子育て講話の後に親子いっしょに「姿勢がよくなるアクティブ・コンディショニング」を
楽しみました。
普段は子どもといっしょに思いっきりからだを動かす機会が少ないからこそ、
部屋の中でもできて、子どもも大人も笑顔になれる機会が必要です。
姿勢がよくなり、もっと動きたくなる。
子どもはさらに元気いっぱいに動きます。
大人は体がスッキリして、軽くなります。
これからも親子で楽しんでください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
● 親子の姿勢アクティブ・コンディショニング
子どもの姿勢やからだの硬さ・動き方が気になるけど、
何をしたらいいのか分からない方必見!
親子で遊びながら、いつの間にか姿勢や動きが変化します。
子どもはもちろん、大人も姿勢がよくなり、からだは軽くなります。
親子でご参加ください。
【日時】7月15日(月・祝)10:30~
詳しくは・・・
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/217/
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
【アクティブ・コンディショニングの教室案内】
山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
●《幼児・小学生の姿勢改善講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通して楽しくからだづくり。
よい姿勢は全ての動きの基本。
「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/