和室・洋室の座り方の違いと子どもの姿勢
ここ数年、「子どもの姿勢が悪い」との相談をたくさん受けています。
姿勢という、見た目の問題だけでは済まされない状況も起こっています。
大人では痛み、腫れ、関節の変形、骨折、内臓器の不調など、
内科や整形外科を受診し、治療が必要になることがあります。
これらは突然起こったものではなく、
年月をかけて徐々に身体の中で変化を起こしてきました。
それは数ヶ月という短い期間もあれば、
何十年という長期間に渡っているものもあります。
では、子どもは生まれてから数年しかたっていないので、
大人のようなことはなく大丈夫なのでしょうか。
大人の感覚で子どもを見る場合、自分が子どもの頃に照らし合わせて
考えることが多いでしょう。
「4~5歳の子がそんなことくらいで疲れるわけがない」
「子どもが肩こり?大人なら分かるけど子どもがなぜ肩が凝る?」
「小学生がそんなにしょっちゅう転ぶのはおかしい」
子どもの頃を思い出すと、大人が見ると疲れるくらい遊んでいても、
自分では疲れたとは思っていません。
肩が凝るという感覚すらなく、疲れるとかしんどいという状態は、
体調が悪い時くらいです。
また、走り回っていて転んで膝を擦りむくことは誰もが経験することでしょうが、
年に何回かではないでしょうか。
週に何度もとか、毎日というのはあり得ないですし、
走ってもない、ただ歩いているだけで転ぶというのは理解し難いことです。
このように思うのは大人の目線。
現代の子どもにとってはあたりまえのことなのです。
子どもに関わる大人、つまり、保護者、教育・保育関係者、
スポーツ・芸術・文化などの指導者は大人の目線で子どもを見ていては
現状を理解できないまま不適切な指導や関わりをしている可能性があるのです。
子どもにとっては生まれてから今までの自分しか知らないわけですから、
これで普通ですし、あたりまえでおかしいとは思わないです。
自分ではなかなか気づかないのです。
子どもだから大丈夫ではありません。
大人に起こることがかなりのスピードで早くから子どもに起こっています。
「姿勢改善講座」では、当然のことながら姿勢は改善します。
それが主たる目的ではありません。
姿勢を改善するためには様々な動きを行います。
それらを繰り返すことで無駄のない、しなやかで非常に効率の良い
からだの使い方が自然に身につきます。
スポーツをしているお子さんが来ていますが、
試合で今までと同じように動いたつもりなのに、
今までにない好成績が続々と出ます。
子ども自身も何かを変えたわけではなく、「いつもと同じようにやった」だけです。
これが「姿勢改善講座」です。
子どもが持っている可能性を引き出してあげると、無意識にからだは変化し、
こころも育てていきます。
未来に向かってチャレンジできるからだとこころを育む
【アクティブ・キッズ・コンディショニング】は
キラキラ輝く子ども達を応援します。。
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● 親子の姿勢アクティブ・コンディショニング
子どもの姿勢やからだの硬さ・動き方が気になるけど、
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