子どもの姿勢に影響する生活様式
「かけっこ」というと運動会を思い出しますね。
秋に行なわれることが多かった運動会ですが、ここ最近は春に行なう学校も
増えてきています。
いくつかの小学校は5月の最終日曜日のようです。
子ども達は「用意!」というと、条件反射のようにすぐに走り出そうとします。
速く走りたくて気持ちが先に行くのでしょうね。
どの子もみんな「誰よりも先にゴールしたい!」「一番になりたい!」と思って
スタートを切ります。
では、「かけっこ」が速くなるにはどうしたらいいのでしょうか。
・ 足を前に大きく振り出す
・ 腕をしっかりと前後に振る
これらを行うことでの効果も期待できるかもしれません。
しかし、もっと重要な事があります。
それは【体幹】です。
腕を動かすには腕の筋肉、脚を動かすには脚の筋肉が関わっています。
その腕や脚はどこにくっついているかと考えると、
【体幹】と呼ばれる胴体です。
腕や脚を動かすためには【体幹】の働きがとても重要で、
腕や足のアクセルにもブレーキにもなるのです。
速く走るためには【体幹】が腕や脚のアクセルになるように
機能を発揮してくれることが重要。
【体幹】がコントロールされながら、しなやかで自由自在に動かすことができれば、
腕や脚もその連鎖でしなるような動きをしてくれます。
無理に力を入れて動くのではなく、少しの力で自分のイメージ通りに
柔らかくしなやかに動くことができるのです。
すると、足を前に大きく出そうと太腿に力を入れなくても、
自然に、あるいは勝手にと表現した方がいいかもしれませんが、
からだがいつも以上に動いているのです。
今までと同じようにからだを動かしているのにも関わらず、
同じ動きやスピードではなく、自然に速く走れているのです。
もちろん腕を前後にしっかりと振ろうと肩や腕に力を入れなくても、
軽く振れています。
力で腕を動かしたり、足を前に出そうとすると力んでしまい、
【体幹】も固まっています。
全身が硬い動きで、さらに力を入れるので硬くなってきます。
【体幹】がしなやかに動けば、手足もしなやかで力みがないから、
全身で推進力を生み、いつもと同じ感覚で走っても早く走ることができるのです。
何でも力を入れれば効果が上がるわけではありません。
逆にしなやかさが奪われ、動きを制限してしまいます。
アクティブ・コンディショニングは【体幹】をしなやかにコントロールして動くための
姿勢と動きづくりを行います。
アクティブ・コンディショニングで、自分を信じ、意欲的が湧き、積極的になって、
目標に向かうことができる力をつけます。
今よりもさらに動きの質が高まる可能性は大。
子どもの可能性を引き出してあげませんか。
● 親子の姿勢アクティブ・コンディショニング
子どもの姿勢やからだの硬さ・動き方が気になるけど、
何をしたらいいのか分からない方必見!
親子で遊びながら、いつの間にか姿勢や動きが変化します。
子どもはもちろん、大人も姿勢がよくなり、からだは軽くなります。
親子でご参加ください。
【日時】7月15日(月・祝)10:30~
詳しくは・・・
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/217/
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【アクティブ・コンディショニングの教室案内】
山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
●《幼児の姿勢と運動脳を育むバランスボール講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/
●《小学生の姿勢とケガ予防のバランスボール講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通して楽しくからだづくり。
よい姿勢は全ての動きの基本。
「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。