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赤ちゃんの「猫背」

福本智恵子

福本智恵子

テーマ:赤ちゃん・子ども


大人も子どもも「姿勢」というキーワードには、何かしら引っかかるようですね。

大人になるにつれ、猫背のまま長時間パソコンを使っていたり、
座りっぱなしであまり動かなくなるので、
どんどん姿勢が悪くなるんだと自己申告をされます。

それは大人だけではなく、子どもにもいえることですね。
学校での授業中の姿勢、給食の時間、家で宿題をしたり、テレビを見る時など、
大人以上に座れていない、あるいは寝そべっているようです。


このような姿勢はいつ頃からなのでしょうか。
大人が気づく時期は様々です。
いわゆる「猫背」といわれる背中が丸くなった座り方は、
幼稚園児・保育園児の保護者の方ですでに気づかれている方もありますね。

では、幼児のころに「猫背」になるのでしょうか。


気づいた時には「猫背」だったなら、その前から「猫背」あるいは
「猫背になりそうなからだの使い方」をしています。
それらはほとんどの方が気づいていません。


私たちが自分で座れるようになるのは生まれて6~7ヵ月以降です。
四つ這いになった後、お尻を左右のどちらかに降ろして座ります。
座ったまま遊べるようになった頃は、「腰がすわった」と誰もが思うでしょう。

その時の赤ちゃんの座った姿勢は「猫背」ではありません。
誰が見ても「良い姿勢」でお座りができています。


しかし、この時にすでに「猫背」だったら・・・

最近、よく見かけます。
お座りをしている赤ちゃんの背中が丸くなっている姿勢。
ほとんどの保護者の方は気づいていないようです。

「うちの子、お座りができるようになった!!」

座れていることは分かりますが、姿勢までは見ていません。


この赤ちゃんはこの先どんな姿勢になるのかな・・と心配になります。
歩くようになっても座った時には「猫背」かなと。


では、なぜ赤ちゃんのお座りが「猫背」なのでしょうか。
それは、先ほど書きました。

気づいた時には「猫背」だったなら、
その前から「猫背になりそうなからだの使い方」をしているからなのです。


その前とは・・
お座りができるようになるまでのことです。

生まれてから数ヶ月ですが、ここまでにどのようなからだの使い方をしてきたか。

赤ちゃんはほとんどが同じような順序で発達していきますが、
それぞれの環境によってからだの使い方は異なります。


気づいた時には「猫背」だった・・ではなく、
良い姿勢になるようなからだの使い方を身につけさせることも
子育てをされる上で必要な知識です。

姿勢はその人の将来にも影響しますからね。



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福本智恵子
専門家

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

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