コンディショニングで行動変容
『体幹』といえば・・・
「スポーツ選手のトレーニング」ですよね。
実は、『体幹』はスポーツ選手だけに必要なものではないのです。
一般的にはスポーツと結びつくイメージですが、
リハビリや介護の分野でも『体幹』は重要なものとして浸透しています。
かなり乱暴な言い方ですが、今までの治療やトレーニングは、
○○の疾患に対しては●●、△△の疾患に対しては▲▲、
高齢者には□□、☆☆のスポーツには★★というように、
疾患や年齢、スポーツ種目などによって内容は分かれていました。
例えば、「膝が痛い」といえば、太腿の筋肉の強化、
「腰が痛い」といえば、腹筋・背筋の強化、
高齢者には可動域を広げるストレッチと背中や大腿部の筋力強化など。
ここに『体幹』の概念が加わると、同じ治療やトレーニングを行っても、
その効果は大きく変化するのです。
私の指導現場には、病院での治療は終わったけど、動きづらく、
コリや痛みを感じるといわれる方がたくさんいらっしゃいます。
痛みや不具合があって医療機関で受診したけど、特に異常はなく、
様子を見ましょうと言われたり、少し治療はしたけどあまり変化はなく、
もう来なくていいと言われたなど。
このような方々に『体幹』を調えることを実践していただくと、
講座や教室の帰りには、
「来た時は膝が痛かったのに、今は全然痛くない」
「スッと歩ける」など、
全く違う体になったかのような変化が見られます。
また、年齢やからだの状態も関係なく、喜ばれる変化がたくさんあります。
80歳代・90歳代の方でも、姿勢がよくなり、歩行速度が上がって、
転びにくくなります。
「つまづいて転ぶことがよくあったけど、最近はつまづいても転ばない」
「踏ん張りがきくようになった」
「よろけても体制を立て直せる」
などの声をたくさんいただきます。
医療資格者のもとで行なう教室では、脊髄損傷で車いすの方のからだの使い方が
大きく変化した事例もあります。
背もたれにもたれるか、手で支えるしかなかったのですが、
『体幹』が調うことでしっかりと支えられるようになりました。
すると、今までできなかったことができるようになり、
生活の質がかなり向上しました。
このように『体幹』はスポーツ選手だけに必要なものではないのです。
あなたの『体幹』、調えませんか?
子どもの『体幹』を調えると、姿勢が良くなり、
しなやかな動きができるようになります。
親子で「体幹」を調えませんか。
● 『親子の姿勢アクティブ・コンディショニング教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/217/
『体幹』に興味がある方向けのセミナーです。
● (財)日本コアコンディショニング協会 主催
《体幹トレーニングセミナー in 岡山》が10月1日に開催されます。
http://jcca-net.com