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発育発達と姿勢

福本智恵子

福本智恵子

テーマ:赤ちゃん・子ども


「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。

それは私たちが生まれたときに遡ります。

約1年間をかけた発育発達過程を、
赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、
「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます。

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これは、私のプロフィールの《一番の強み説明文》です。



ヒトは生まれてから立って歩けるようになるまでに、
1年もの歳月を費やしています。
なぜ、これだけの期間が必要なのか、考えたことがありますか。

同じ哺乳類でも馬や牛は生まれてすぐに自分の足で立つことができます。
ヒトだけなんですね、立って歩けるようになるまで1年もかけるのは。


この1年間は私たちの基本機能を獲得するために重要な期間です。
誰もが同じ順番で進んでいきます。
段階を踏んで、繰り返しの練習をしながら、さまざまな機能を発達させていきます。

特に体幹の機能はとても重要です。
体幹の働きを高めて、重力という環境に適合することを学習します。
どの動きも飛ばすことなく、すべて行なう必要があります。


その結果が「まっすぐ立つ」なのです。


つまり、遺伝子に組み込まれた順番を飛ばすことなく、繰り返し行いながら、
からだの基本・土台をしっかりと作り上げることができるから
「まっすぐ立てる」のです。

立って歩き始めた頃は、まだ危なっかしいのですが、
それも少しずつ上手になります。
さらに数年をかけ、多様な動きの中でからだの基本・土台を洗練させていきます。


「良い姿勢」というのは簡単に作られたものではないのです。
生まれてから立つまでの機能の発達、
その後の多様な動きでからだをしっかりと使うことで
「良い姿勢」は身についてきました。


どこかで飛ばしてしまった動き、間違って身につけた動きがあれば、
その先は良い姿勢から少しずつ外れてしまうこともあります。
「悪い姿勢」になってしまうことも。


一番重要なのは、これから姿勢づくりを行っていく段階、
つまり赤ちゃんの時からからだの基本・土台をつくることです。
段階を飛ばしたり、間違ったからだの使い方を身につけることは、
その後の姿勢や動き方に影響をおよぼします。
早めに気づいて対処しましょう。

もし、歩き始めたあと、すでに走り回っていても、「良い姿勢づくり」はできます。
小学生・中学生になった、スポーツをしている、もう大人など、
「悪い姿勢」になっていても大丈夫。


ヒトは誰もが、発育発達過程に基づき、
姿勢と動きの土台づくり理論を実践できます。



子どもも大人も「まっすぐ立てる」ための『姿勢づくり』が必要な時代です。
よい姿勢は、体力・学力・脳の働きを高めます。


● 『赤ちゃんの発達を促し、脳を育む、産後ママとベビー&キッズの教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/465/

● 『親子の姿勢アクティブ・コンディショニング教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/217/

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福本智恵子
専門家

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Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

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