子どもの姿勢に影響する生活様式
『バランスボール』と聞くと、どんなことを想像するでしょうか。
大きなボール
座れる
バランスがよくなる
ダイエットできる
スポーツ選手のトレーニングに使う
楽しそう
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日本で『バランスボール』が知られるようになったのは
10数年前からではないでしょうか。
「バランスボールに座っているだけでダイエット効果がある」
という情報が出回り、その流行(?)に乗って購入された方もあるでしょう。
今も使われていたらいいのですが・・
「大きいから邪魔になる」
「部屋に転がっている」
「もう使わないから穴をあけて捨てた」
こういう声も耳にしました。
とてももったいないことです。
『バランスボール』は他にも『エクササイズボール』『Gボール』
『スイスボール』など、様々な名称で呼ばれています。
1960年代にスイスで治療用具として使用されたのが最初です。
1980年代には小学校で椅子の代わりに使われ始めました。
固定された状態で椅子にすわっているより、『バランスボール』の特性に
からだが慣れることで、集中して授業を受けられるようです。
日本でも治療の分野や特別支援教育の用具としても使われています。
実は、私の仕事用の机の椅子は『バランスボール』です。
10年以上前からです。
スイスの小学校の例を知って以来、椅子に座るのではなく、
『バランスボール』に座って仕事をしています。
このコラムをパソコンで打つのも、書類を書くのも、本を読むのも。
椅子とは違い、自由自在に自分で動かすことができる利点があります。
骨盤や背骨を動かすことで、緊張しがちな部分を和らげることができます。
座った姿勢でバウンディングしたり、両足を床から離してバランスを取ったり、
そのままバウンディングしたりと、ちょっとした息抜きをすることもできます。
もちろんこれらの動きはエクササイズでもあります。
からだをうまく使わなければバランスを崩して、すぐに足をついてしまいますからね。
では、『バランスボール』がうまく使えるようなからだとは
どのような状態でしょうか。
それは【姿勢が調っている】ことです。
よい姿勢づくりの【アクティブ・コンディショニング】の後に
『バランスボール』のエクササイズをすると、からだが安定してうまく使えます。
【アクティブ・コンディショニング】は年齢に合わせて
「姿勢」と「動き」づくりを行ないます。
「しっかりと立てる」ための姿勢づくりの教室です。
● 『幼児の姿勢と運動脳を育むバランスボール講座』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/
● 『小学生の姿勢とケガ予防のバランスボール講座』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/