和室・洋室の座り方の違いと子どもの姿勢
学校から帰ってきたら、ドアを開けた途端
「疲れたぁ・・・・」
「ただいま!」という元気な声は聞かれず、
背中を丸め、肩を落とした姿で、家に上がってきます。
手洗いをする元気もなく、ランドセルをドサッと床に落とす。
(床に下ろすのではなく、投げるように落とすのです)
そして、ソファにドスン!と座り「ハァ・・」とため息をつきます。
ある子どもは座るのもしんどいので、床に寝ころびます。
「お帰り~~!」と声をかけるのもためらうくらいの様子に、
「どうしたの?」「具合が悪い?」と体調を心配します。
あなたが子どもの頃のことを思い出してみてください。
目いっぱい動き回って、たくさん遊んだあとに疲労感はあったでしょうか。
子どものしゃべる言葉の中に「疲れた」という言葉はなかったように思います。
大人になってから接する子どもの中には「疲れた~」と
言ってくることもありました。
しかし、その子たちは笑いながら「せんせい~、つかれたぁ~~」
その様子からは疲れた感じはなく、ちょっと甘えたような感じです。
前述の帰宅した子どもと比べると、同じ「疲れた」でも
様子は明らかに違います。
「子どもが疲れるはずがないでしょ!」と思いますが、
実際にすごく疲れています。
いつ頃からでしょうか、子どもが「疲れた~」と口にするようになったのは。
そしてそれは気を引くためではなく、
本当に疲れていることを訴えているのです。
子どもが疲れるのは体力がないからでしょうか。
体力をつけさせようとスポーツやダンスなどの習い事に通わせていませんか。
ある子どもは好きなスポーツを習っているのですが、
迎えに行ったら毎回「つかれた・・・」
帰りの車では乗った途端、爆睡してしまう。
スポーツの練習がある日は、「こんなに疲れてからだは大丈夫なのかな」と
心配するくらいに疲労困憊しているようです。
これはスポーツをすることで体力が向上するといえるのでしょうか。
このような子どもは、スポーツ以前の状態、すなわち、日常の生活動作でも
疲れやすいといえます。
朝起きて、朝食を食べて、学校に行って、授業を受けて、家に帰る。
小学生ならあたりまえの日常が身体的に「疲れる」のです。
ここにも「姿勢」が大きく関わっています。
できるはずのことがうまくできず、さらに力を入れて動いてしまえば、
無駄な力を使いすぎます。
歩くことも、立つことも、座ることも「疲れる」なら、横になるしかない。
しっかりと動ける「姿勢」づくりの知識を大人が持つことが急がれています。
目の前の子どもの現状をしっかりと知る必要があります。
小学生になって「疲れない」ための姿勢づくりの教室です。
『幼児とママのエクササイズ教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/499/
『赤ちゃんとママのエクササイズ』
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『赤ちゃんの発達を促し、脳を育む、産後ママとベビー&キッズの教室』
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